タイ旅行中、急に現金が必要になり「タイでキャッシングはできますか?」と不安になることがあります。タイではATMで現金を下ろせますが、多くの方がタイ キャッシングと 両替 どっちがお得か悩むでしょう。また、タイのATMでキャッシュカードで引き出しできますか?という疑問や、具体的な方法、レート、手数料についても気になるところです。実は、クレジットカードを使ったキャッシングには、手数料を実質無料にする方法や、おすすめのカードがあります。この記事で、タイのキャッシングに関する全ての疑問を解決します。 もうすぐタイ旅行!必需品リストはこちら
- タイのATMで現地通貨を引き出す方法
- キャッシングと現金両替の手数料比較
- 注意すべき為替レート(DCC)の仕組み
- 海外キャッシングにおすすめのカード
タイ キャッシングの基本と安全性
- タイでキャッシングはできますか?
- タイ キャッシングと 両替 どっちがお得?
- タイで現金を下ろせますか?
- タイのATMでキャッシュカードで引き出しできますか?
- 利用できるクレジットカードの種類
タイでキャッシングはできますか?
はい、タイ国内の多くのATMで、日本のクレジットカードを使ったキャッシングが可能です。バンコクやチェンマイなどの主要都市はもちろん、地方のコンビニエンスストア(セブンイレブンなど)やショッピングモールに設置されているATMでも現地通貨(タイバーツ)を引き出せます。
タイのATMは24時間稼働しているものが多く、必要な時にいつでも現金を手に入れられる利便性があります。ただし、ATMが設置されている場所の安全性には注意が必要です。できるだけ銀行の支店や、人通りの多いショッピングモール内のATMを利用することをおすすめします。
スキミングに注意

海外のATM利用で最も注意すべき点の一つが「スキミング(カード情報の盗難)」です。暗証番号(PIN)を入力する際は、必ず手で隠し、周囲から見られないようにしてください。また、カード挿入口やテンキーに不審な装置が付いていないか、利用前に確認する習慣をつけましょう。
タイ キャッシングと 両替 どっちがお得?

結論から言うと、「繰り上げ返済」を前提とする場合、クレジットカードでのキャッシングが最もお得になるケースが多いです。
現金の「両替」は、両替所(特に空港)の手数料が為替レートに上乗せされており、一般的にコストが高くなります。一方、「キャッシング」は借金であるため利息が発生しますが、この利息は日割り計算です。帰国後すぐにカード会社に連絡して「繰り上げ返済(早期返済)」を行えば、利息の発生を最小限(数十円〜数百円程度)に抑えることができます。
コストの比較イメージ(例)
例えば、円安の状況下で40,000円分のタイバーツを手に入れる場合、以下のような差が出ることがあります。
- 空港での現金両替: 1バーツあたり約4.5円
- クレジットカード決済: 1バーツあたり約4.37円
- キャッシング(繰り上げ返済利用): 1バーツあたり約4.32円
このように、キャッシングは両替よりも有利なレートで現地通貨を調達できる可能性が高い方法です。
タイで現金を下ろせますか?
はい、タイのATMで現金を下ろす方法は、主に「クレジットカードでのキャッシング」と「デビットカード(国際キャッシュカード)での引き出し」の2種類があります。
どちらもATMで現地通貨(タイバーツ)を引き出せる点は同じですが、手数料の仕組みが大きく異なります。前述の通り、キャッシングは「借入れ」、デビットカードは「銀行口座からの即時引き落とし」です。コスト面ではキャッシングが有利になることが多いですが、デビットカードは利息の心配がないというメリットがあります。
タイのATMでキャッシュカードで引き出しできますか?
「キャッシュカード」が「デビットカード機能付きキャッシュカード」や「国際キャッシュカード」であれば、引き出しは可能です。日本の銀行口座から、現地通貨(タイバーツ)で直接預金を引き出すことになります。
ただし、この方法には大きな注意点があります。デビットカードやキャッシュカードでの引き出しの場合、タイのATMが設定する「現地ATM利用手数料(220バーツ=約900円以上)」が必ず発生します。これは、後述するクレジットカードのキャッシングでは免除される手数料です。
デビットカード利用時の手数料
デビットカードで引き出す場合、以下の手数料が二重でかかることが一般的です。
- 現地ATM利用手数料: 220バーツ(約900円)
- 日本の銀行が定める海外事務手数料: 引き出し額の約3%程度
少額を引き出すだけでも1,000円以上の手数料がかかる可能性があるため、デビットカードでの引き出しは、クレジットカードを持っていない場合の緊急手段と考えた方が良いでしょう。
利用できるクレジットカードの種類
タイのATMでは、主要な国際ブランドのクレジットカードが利用できます。ATMの機械に、対応しているブランドのロゴが表示されています。
▼主な対応ブランド
- VISA (PLUSマーク)
- Mastercard (Cirrusマーク)
- JCB
- American Express
- UnionPay(銀聯)
VISAやMastercardは、タイ全土で最も広く普及しており、ほとんどのATMで利用可能です。JCBも多くのATMで対応していますが、VISAやMastercardに比べると非対応の機械も稀に存在します。
万が一のカード紛失や磁気不良、ATMへの吸い込みトラブルに備えて、国際ブランドが異なるクレジットカードを2枚以上持っていくと非常に安心です。
タイ キャッシングの方法とコスト
- ATM操作の具体的な方法
- 為替レートとDCCの注意点
- 現地ATMの利用手数料
- ATM手数料が無料になる仕組み
- おすすめのカードと選び方
- タイ キャッシングの総まとめ
ATM操作の具体的な方法

タイのATM操作は、基本的な流れさえ覚えてしまえば簡単です。ここでは、一般的な操作手順を解説します。
1. カードの挿入と言語選択
まず、ATMにクレジットカードを挿入します。カードの向きに注意してください。挿入後、言語選択画面が表示されます。多くのATMでは「JAPANESE(日本語)」が選択できるため、日本語を選びましょう。もし日本語がなければ「ENGLISH(英語)」を選択します。
2. 暗証番号(PIN)の入力
次に、クレジットカードの4桁の暗証番号(PINコード)を入力し、「ENTER(決定)」ボタンを押します。海外では6桁入力が求められる国もありますが、タイでは日本の4桁のままで問題ありません。
3. 取引内容の選択
取引内容を選択する画面が表示されます。ここで「WITHDRAWAL(引き出し)」を選択してください。
4. 口座種類の選択
引き出す口座の種類を選びます。ここが非常に重要です。
- クレジットカード(キャッシング)の場合: 「CREDIT(クレジット)」を選択します。
- デビットカード(預金引き出し)の場合: 「SAVING(普通預金)」を選択します。
5. 金額の選択
引き出したい金額を選択します。希望額が選択肢にない場合は、「OTHERS(その他)」を選んで金額を直接入力します。タイのATMでは、一度に引き出せる最大額が設定されており、多くのATMで20,000バーツ、Krungsri銀行(黄色いATM)など一部のATMでは30,000バーツが上限となっています。
6. 現金とレシートの受け取り
現金、クレジットカード、利用明細レシートを受け取ります。特にカードの取り忘れには十分注意してください。海外のATMは、カードが出てきてから一定時間操作がないと、盗難防止のためにカードが機械に吸い込まれてしまうことがあります。
為替レートとDCCの注意点

タイのATM操作で、最も注意すべき「罠」がDCC(Dynamic Currency Conversion)です。
DCCとは、引き出し金額を「日本円(JPY)」で確定して決済するか、「現地通貨(THB)」で決済するかを選択できるサービスです。一見、日本円で金額がわかるため親切に見えますが、絶対に「日本円(JPY)」での決済を選んではいけません。
DCCの罠:「Conversion(変換)」を選ばない
DCCで「日本円(JPY)」での決済を選択すると、ATMを設置している銀行が独自に設定した、非常に悪い為替レート(手数料が上乗せされたレート)で強制的に両替されてしまいます。
操作の途中で「Conversion(変換)」や「JPY」といった表示が出たら、必ず「Without Conversion(変換しない)」や「Continue in THB(タイバーツで続ける)」を選択してください。これにより、クレジットカードの国際ブランド(VISAやMastercard)が定める正規のレートが適用されます。
特にカシコン銀行(緑色)やクルンタイ銀行(水色)のATMは、DCCの画面が英語表記になることがあり意地悪ですが、落ち着いて「Without」や「THB」を選びましょう。
現地ATMの利用手数料
タイのATMでキャッシング操作を行うと、ほぼ全ての機械で「FEE 220 BAHT(手数料220バーツ)」といった表示が出ます。
これを見て「手数料が高い」と驚くかもしれませんが、安心してください。この手数料は「ATMオーナー手数料」と呼ばれるもので、クレジットカードによるキャッシング(借入れ)の場合は、この220バーツは請求されません。
レシート(利用明細)には220バーツが記載されることがありますが、後日カード会社から届く請求明細では引かれている(請求されていない)ことが確認できます。ただし、前述の通り、これはデビットカードや国際キャッシュカードには適用されず、220バーツがそのまま請求されます。
ATM手数料が無料になる仕組み
前項の「現地ATM利用手数料(220バーツ)」が無料になる仕組みについて解説します。
なぜクレジットカードのキャッシングだけが無料になるかというと、キャッシングは「借金(融資)」にあたるためです。日本の法律(利息制限法など)では、融資において「利息」と「定められたATM手数料」以外の手数料(=現地ATMオーナー手数料など)を徴収することが原則として認められていません。
一方で、デビットカードでの引き出しは「預金の払い戻し」であり「借金」ではないため、このルールの対象外となり、現地ATM手数料がそのまま請求されます。
つまり、「タイのATM手数料220バーツは、クレジットカードなら無料(請求されない)、デビットカードなら有料(請求される)」と覚えておきましょう!
注意:日本のカード会社の「海外ATM利用手数料」は別
現地手数料220バーツが無料になる一方で、日本のクレジットカード会社が独自に設定している「海外ATM利用手数料」は別途発生する場合があります。
例えば、インプット情報にもあったエポスカードや楽天カードなどは、海外ATM利用1回ごとに以下の手数料を請求しています。
- 引き出し額が1万円以下の場合: 110円(税込)
- 引き出し額が1万円超の場合: 220円(税込)
この手数料の有無が、次の「おすすめカード」を選ぶ上で重要なポイントとなります。
おすすめのカードと選び方

タイでのキャッシングを最もお得に利用するためには、「①海外ATM利用手数料が無料」であり、「②繰り上げ返済がネットで簡単にできる」カードを選ぶことが重要です。
繰り上げ返済を早く行うほど、日割りの利息(年利18%が一般的)を節約できるためです。
海外キャッシングにおすすめのカード比較
| カード名 | 海外ATM利用手数料 | 繰り上げ返済の方法 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| アコム ACマスターカード | 無料 | ◎ ネット(Pay-easy) | 手数料が完全無料で返済も簡単。最強のキャッシング用カード。 |
| セディナカード(SMBC系) | 無料 | ◎ ネット(Pay-easy) | アコム同様に手数料無料で返済も容易。※新規募集停止の場合あり |
| エポスカード | 有料 (110円/220円) | ◎ ネット(Pay-easy) | 海外旅行保険が自動付帯(または利用付帯)するのが魅力。 |
| 楽天カード | 有料 (110円/220円) | △ 電話連絡が必要 | 繰り上げ返済に電話が必要なため、利息節約の難易度がやや高い。 |
※上記はインプット情報と検索情報を元にした一例です。最新のサービス内容や手数料は必ず各カード会社の公式サイトでご確認ください。
このように、もしキャッシング利用を主目的とするならば、アコムACマスターカードのように海外ATM利用手数料が無料で、かつWeb(ペイジー)で簡単に繰り上げ返済ができるカードを1枚用意しておくと、タイでの現金調達コストを最小限に抑えることができます。
タイ キャッシングの総まとめ
最後に、タイでのキャッシングに関する重要なポイントをリストでまとめます。
- タイの主要なATMで日本のクレジットカードでキャッシングが可能
- ATMは24時間稼働しているが銀行やモール内の利用が安全
- 繰り上げ返済をすれば現金両替よりお得になる可能性が高い
- デビットカードでの引き出しは手数料が高額になるため非推奨
- VISAとMastercardが最も広く利用できる
- ATM操作では「JAPANESE(日本語)」を選択できる場合が多い
- 取引選択ではキャッシングは「CREDIT(クレジット)」を選ぶ
- ATMの最大引き出し額は2万~3万バーツが一般的
- カードや現金の取り忘れに細心の注意を払う
- DCCの罠に注意し「Without Conversion」か「THB」を選ぶ
- 「日本円(JPY)」での決済は絶対に行わない
- ATMに表示される220バーツの手数料はクレカなら請求されない
- デビットカードの場合は220バーツの手数料が請求される
- 日本のカード会社が定める「海外ATM利用手数料(110円/220円)」は別途かかる場合がある
- 海外ATM利用手数料が無料で繰り上げ返済が簡単なカードが最強


