雨でも安心!バンコクのナイトマーケット攻略法【2025年版】

タイ生活

バンコク旅行のハイライトといえば、活気あふれるナイトマーケットを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、気になるのが天気の問題。「せっかくの旅行なのに、雨が降ったらどうしよう…」と不安に感じますよね。この記事では、バンコクのナイトマーケットへ雨を気にせず出かけたいあなたのために、タイの雨事情は?という基本的な疑問から、バンコクはいつ頃雨が多いのか、タイでは毎日スコールは降りますか?といった具体的な質問まで、詳しく解説します。2025年最新の新しいおすすめスポットや、雨でも楽しめる観光プラン、絶対に外せないグルメ情報、便利な地図情報も網羅。サイアム周辺のナイトマーケットや、バンコクで一番人気のあるナイトマーケットはどこですか?という疑問にもお答えし、雨の日でも最高の思い出が作れるよう徹底的にサポートします。

  • バンコクの雨季とスコールの特徴がわかる
  • 雨の日でも楽しめるナイトマーケットが見つかる
  • 2025年最新のおすすめスポット情報が手に入る
  • グルメやショッピングで失敗しないためのコツがわかる

バンコクのナイトマーケットで雨を避けるには

そもそもタイの雨事情は?

バンコク旅行を計画する上で、まず知っておきたいのがタイの気候です。タイは熱帯モンスーン気候に属しており、年間を通じて気温と湿度が高いのが特徴。日本のようにはっきりとした四季はなく、主に3つの季節に分かれています。

  1. 乾季(11月~2月)
  2. 暑季(3月~5月)
  3. 雨季(5月~10月)

乾季はほとんど雨が降らず、気温も比較的過ごしやすいため、旅行のベストシーズンと言われています。一方で雨季は、ほぼ毎日雨が降る可能性があり、ナイトマーケットのような屋外アクティビティには工夫が必要になる季節です。このように言うと、雨季の旅行は避けるべきだと感じるかもしれませんが、タイの雨は日本の梅雨のように一日中降り続くことは稀です。スコールと呼ばれる短時間の激しい雨が中心なので、その特性を理解すれば十分楽しむことが可能です。

ポイント:タイの季節は3つ

タイの季節は主に「乾季」「暑季」「雨季」に分かれます。ナイトマーケットを天候に左右されずに楽しみたいなら、雨が少なく気候も安定している11月~2月頃の乾季が最もおすすめです。

バンコクはいつ頃雨が多い?

バンコクで特に雨が多くなるのは、5月下旬から10月頃まで続く「雨季」です。この期間は、南西モンスーンの影響で湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になるため、雨雲が発達しやすくなります。

特に、雨季のピークとされる8月から10月にかけては、1日の降水量が多くなる傾向にあります。この時期に旅行を計画する場合は、雨が降ることを前提としたスケジュールを組むことが重要です。例えば、午前中は屋外の観光地を巡り、雨が降りやすい午後はショッピングモールや屋内の施設で過ごすといったプランが考えられます。ナイトマーケットも、屋根のある施設や、いざという時に避難できる場所が近くにあるところを選ぶと安心できます。

注意:雨季のピークは8月~10月

この時期は、短時間のスコールだけでなく、稀に道路が冠水するほどの大雨になることもあります。移動時間に余裕を持ち、最新の天気予報を確認しながら行動することをおすすめします。

タイでは毎日スコールは降りますか?

「雨季は毎日雨が降る」と聞くと、旅行の楽しさが半減してしまうように感じるかもしれません。しかし、これは少し誤解を含んでいます。雨季に降る雨のほとんどは「スコール」と呼ばれるもので、その特徴を知れば過度に心配する必要はありません。

スコールとは、突発的に発生する積乱雲によってもたらされる、短時間で非常に激しい雨のことです。多くの場合、ザーッと30分から1時間程度で止み、その後は嘘のように晴れ間が広がることも珍しくありません。そのため、「毎日雨が降る」というのは事実ですが、「一日中雨が降り続く」わけではないのです。

スコールの前兆としては、急に空が暗くなり、冷たい風が吹き始めるといった現象があります。現地の人々はそのような変化に敏感で、前兆を感じ取るとすぐに雨宿りの準備を始めます。観光中にこのような兆候を感じたら、近くのカフェやお店に入って、雨が通り過ぎるのを待つのが賢明な判断と言えるでしょう。

スコールが来たら無理に移動せず、「カフェで休憩する時間」と割り切るのがおすすめです。雨上がりの街は少し涼しくなって、かえって散策しやすくなることもありますよ!

雨でも楽しめる観光のポイント

雨季のバンコク旅行を最大限に楽しむためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、雨と上手に付き合うための具体的なコツをご紹介します。

1. 雨具の準備

折りたたみ傘も便利ですが、スコールは風を伴うことが多いため、両手が自由になるレインコートやポンチョがおすすめです。現地では安価なものがコンビニなどで手軽に購入できます。また、足元は濡れても乾きやすいサンダルが最適。靴下やスニーカーは一度濡れると乾きにくく、不快な思いをすることがあります。

2. 移動手段の工夫

雨が降るとタクシーが捕まりにくくなることがあります。そんな時は、配車アプリ「Grab」が非常に便利です。目的地を伝えたり料金交渉をしたりする手間がなく、現在地まで迎えに来てくれるため、雨の中でもスムーズに移動できます。また、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)といった鉄道網も、雨の影響を受けにくいので積極的に活用しましょう。

3. プランBを用意しておく

屋外のナイトマーケットをメインに考えている日でも、天候が崩れた場合のためにプランB(代替案)を用意しておくと心に余裕が生まれます。例えば、サイアム・パラゴンやターミナル21といった大型ショッピングモールは、駅直結でアクセスも良く、食事から買い物、マッサージまで一日中楽しむことが可能です。

豆知識:防水グッズの活用

スマートフォンやカメラ、財布などを守るために、ジップロックのような密閉できるビニール袋や、防水仕様のバッグがあると非常に役立ちます。突然のスコールから大切な荷物を守るために、一つカバンに入れておくと安心です。

雨でも安心なバンコクのナイトマーケット

おすすめスポットの地図

バンコクには数多くのナイトマーケットが点在しており、それぞれ立地や特徴が異なります。どこへ行くか計画を立てる際に、地理的な位置関係を把握しておくことは非常に重要です。以下に、今回ご紹介する主要なナイトマーケットのエリアをまとめました。ご自身のホテルからのアクセスや、他の観光地との組み合わせを考える際の参考にしてください。

マーケット名 エリア 最寄り駅 特徴
シーナカリン鉄道市場 郊外(シーナカリン) BTS Suan Luang Rama 9 ローカルに人気の巨大マーケット
JODD FAIRS ラマ9 都心部(ラチャダー) MRT ラマ9世 アクセス抜群でおしゃれ
アジアティーク 川沿い(リバーサイド) BTS サパーンタクシン + ボート 観光客向けで雨に強い
ヤワラート(中華街) 中華街 MRT ワットマンコン グルメ屋台が密集
コモンズ(トンロー/サラデーン) 都心部(スクンビット/シーロム) BTS トンロー/サラデーン おしゃれなフードマーケット

Google Mapsを活用しよう!

バンコク市内の移動には、Google Mapsが非常に役立ちます。各ナイトマーケットの正確な場所や、公共交通機関を使ったルート、所要時間などをリアルタイムで調べることができます。訪れたい場所を事前にピン留めしておくと、効率的に観光プランを立てられますよ。

バンコクで一番人気のあるナイトマーケットはどこですか?

「一番人気」の定義は人それぞれですが、現在、特に多くの観光客や地元の人々から支持を集めているのは、「シーナカリン鉄道市場」「JODD FAIRS(ジョッドフェア)」の2つと言えるでしょう。それぞれの魅力は対照的で、どちらを選ぶかはあなたの目的によって変わってきます。

ローカルな熱気を体感したいなら「シーナカリン鉄道市場」

バンコク郊外に位置するこの巨大マーケットは、地元タイ人の若者に絶大な人気を誇ります。その魅力はなんといっても圧倒的な規模と商品の多様性。広大な敷地内には、ファッションや雑貨の屋台はもちろん、レトロなアンティークや古着を扱うエリア、そして個性的なグルメ店がぎっしりと軒を連ねています。都心部から少し距離はありますが、タイのリアルなナイトマーケットの熱気を肌で感じたい方には、間違いなくおすすめです。

  • メリット:規模が大きく、古着やアンティークなど品揃えが豊富。ローカル価格で楽しめる。
  • デメリット:都心からのアクセスがやや不便。屋外エリアが中心のため、大雨の際は楽しみにくい。

アクセスとトレンドを重視するなら「JODD FAIRS」

MRT(地下鉄)の駅前にあり、都心からのアクセスが抜群なのが「JODD FAIRS」です。洗練された雰囲気で、白いテントが並ぶ景観もおしゃれ。話題のグルメや最新のファッションアイテムが集まり、バンコクのトレンドを気軽に体験したい方にぴったりです。特に有名な「レンセープ(豚背骨の激辛スープ)」の屋台は、多くの人で賑わっています。ただし、人気ゆえに混雑は避けられません。

  • メリット:駅近でアクセスが非常に良い。清潔感があり、観光客でも歩きやすい。
  • デメリット:規模はシーナカリンに劣る。人気店は混雑している。
どちらも魅力的なので、時間に余裕があれば両方訪れてみるのも面白いですよ!全く違う雰囲気を楽しめます。

2025年版の新しいナイトマーケット

バンコクのナイトマーケットは流行り廃りのサイクルが非常に早く、常に新しいスポットが生まれています。2025年現在、注目すべきマーケットと、訪れる際に注意したい閉鎖情報について解説します。

注目株は「JODD FAIRS(ジョッドフェア)」

前述の通り、現在最も勢いがあるのが「JODD FAIRS」です。元々はMRTラマ9世駅近くで営業していましたが、一部エリアが閉鎖・縮小。現在は、かつてカラフルなテントで有名だった「タラートロットファイ・ラチャダー」の近く、MRTタイ文化センター駅前に移転した「JODD FAIRS ラチャダー」がメインとなり、多くの人で賑わっています。

「ザ・ワン・ラチャダー」の現状

カラフルなテントでインスタ映えスポットとして絶大な人気を誇った「タラートロットファイ・ラチャダー」は、残念ながら閉鎖されました。その跡地にオープンしたのが「ザ・ワン・ラチャダー」です。テントの色は白で統一され、以前とは雰囲気が異なります。オープン当初は注目されましたが、近くに強力なライバルである「JODD FAIRS」ができたことで、最近は以前ほどの盛り上がりには欠けるという声も聞かれます。

注意:閉鎖・移転情報

ガイドブックに掲載されている情報が古くなっていることも少なくありません。特に「タラートロットファイ・ラチャダー」や「デーンネラミット鉄道市場」は既に閉鎖されています。訪れる前には、必ずGoogle Mapsや公式サイトのFacebookページなどで最新の営業状況を確認することをおすすめします。

マーケットで味わう絶品グルメ

ナイトマーケットの最大の楽しみの一つは、なんといっても食べ歩きグルメです。日本ではなかなか味わえない、本場のタイ料理を手軽に楽しめるのが魅力。ここでは、ナイトマーケットで見つけたらぜひ試してほしい代表的なグルメをいくつかご紹介します。

レンセープ

豚の背骨を山のように積み上げ、唐辛子とハーブが効いた酸っぱくて辛いスープで煮込んだ豪快な一品。JODD FAIRSの名物として火が付き、今では多くのマーケットで見かけるようになりました。見た目のインパクトもさることながら、ホロホロに煮込まれた肉と中毒性のあるスープの味は一度食べたら忘れられません。ビニール手袋をはめて、豪快にかぶりつくのが本場流です。

パッタイ

タイ風焼きそばとして日本でもおなじみのパッタイ。米麺をエビや豆腐、もやしなどと一緒に甘酸っぱいソースで炒めた料理で、辛いものが苦手な方でも食べやすいのが特徴です。屋台によって味が異なるので、食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。テーブルに置かれた調味料(砂糖、唐辛子、ナンプラー、砕いたピーナッツ)で自分好みに味をカスタマイズするのがおすすめです。

カオニャオマムアン

甘いココナッツミルクで炊いたもち米に、フレッシュなマンゴーを添えて食べるタイの定番デザート。初めて見ると「ご飯と果物?」と驚くかもしれませんが、甘じょっぱいもち米とマンゴーの甘酸っぱさが見事にマッチします。マンゴーが旬を迎える暑季には、特におすすめの一品です。

衛生面で気をつけること

屋台の食事を楽しむ際は、衛生面にも少し注意しましょう。特に、カットフルーツや氷入りのドリンクは、お腹が敏感な方は避けた方が無難かもしれません。なるべく多くの人で賑わっており、食材の回転が早そうなお店を選ぶのが、美味しくて安全な屋台を見つけるコツの一つです。

サイアムからも近いナイトマーケット

バンコク観光の中心地であり、巨大ショッピングモールが集まるサイアムエリア。この周辺に滞在している方にとって、夜にふらっと立ち寄れるナイトマーケットがあれば便利ですよね。残念ながら、サイアムのど真ん中には大規模なナイトマーケットはありませんが、公共交通機関を使えば短時間でアクセスできる便利なマーケットはいくつか存在します。

その代表格が、やはり「JODD FAIRS ラマ9」です。サイアムエリアを通るBTS(スカイトレイン)のアソーク駅でMRT(地下鉄)に乗り換えれば、たったの2駅で最寄りのラマ9世駅に到着します。移動時間が短いため、日中はサイアムでショッピングを楽しみ、夜はナイトマーケットで食事をする、といった効率的なプランを立てることが可能です。

また、少し趣向は変わりますが、BTSで数駅移動したプラカノン駅近くにある「Wマーケット」も選択肢の一つです。ここはビアガーデンのような雰囲気で、タイ料理だけでなく多国籍な料理の屋台が集まっています。ショッピングよりも、食事とお酒をメインに楽しみたい夜におすすめの場所です。

移動はBTSとMRTを使いこなそう

サイアムから各ナイトマーケットへ移動する際は、バンコクの交通渋滞を避けられるBTSやMRTの利用が基本となります。乗り換えも簡単なので、路線図を片手にぜひ挑戦してみてください。

雨でも行きやすいおすすめの場所

突然のスコールは避けられないもの。だからこそ、雨が降っても安心して楽しめるナイトマーケットを知っておくことは、雨季の旅行で非常に重要になります。ここでは、雨に強い、あるいは全天候型のナイトマーケットを厳選してご紹介します。

アジアティーク ザ リバーフロント

チャオプラヤ川沿いにある、倉庫跡地を再開発した美しいナイトマーケットです。最大の特徴は、多くの店舗が屋根のあるエリアに集まっていること。そのため、突然雨が降ってきても濡れることなくショッピングや食事を続けられます。観覧車やニューハーフショーなどエンタメ要素も豊富で、価格帯は少し高めですが、清潔で整備されているため、小さなお子様連れや初めての海外旅行の方でも安心して楽しめます。

コモンズ(トンロー/サラデーン)

厳密にはナイトマーケットとは少し異なりますが、夜になると多くの人で賑わうおしゃれなフードマーケットです。階段状になった半屋外の共有スペースを囲むように、ハイセンスな飲食店が集まっています。建物全体が屋根で覆われているため、雨の心配は一切不要。トンローやシーロムといったおしゃれエリアにあり、洗練された雰囲気の中で食事やお酒を楽しみたい方におすすめです。

ショッピングモール併設・近接のマーケット

「JODD FAIRS ラマ9」はセントラル・ラマ9という大型ショッピングモールに隣接しています。そのため、スコールが来た際にはすぐにモール内に避難することが可能です。雨が止むまで買い物をしたり、カフェで休憩したりと、柔軟に対応できるのが大きなメリットです。

雨の日プランの主役として、これらのスポットを覚えておくと計画が立てやすいですよ。特にアジアティークは、無料のシャトルボートでのアクセスも旅の思い出になります!

バンコクのナイトマーケットは雨でも満喫可能

  • バンコクの雨季は5月から10月頃
  • 雨季の雨は短時間で激しく降るスコールが中心
  • 一日中雨が降り続くことは稀
  • 雨具はレインコート、足元はサンダルがおすすめ
  • 移動には配車アプリ「Grab」や鉄道が便利
  • 雨でも楽しめる屋根付きのナイトマーケットがある
  • 観光客に人気の「アジアティーク」は雨に強い
  • おしゃれな「コモンズ」は全天候型フードマーケット
  • 「JODD FAIRS」はモール隣接で雨宿りしやすい
  • ローカルに人気の「シーナカリン鉄道市場」は規模が大きい
  • 2025年現在、トレンドは「JODD FAIRS」
  • 「タラートロットファイ・ラチャダー」は閉鎖済み
  • 訪問前には最新の営業情報を確認することが重要
  • 名物グルメのレンセープは必食
  • プランBとして屋内の観光スポットも考えておくと安心
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