こんにちは!ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。タイの街角を歩いていると、甘い香りに誘われてついつい足が止まってしまうのが屋台のロティですよね。サクサクの生地にバナナと練乳がたっぷりかかったあの味を、日本でも再現したいと思ったことはありませんか。でも、あの薄い生地をどうやって作るのか、特別な道具が必要なのかなど、いざ自分で作ろうとすると不安や疑問がたくさん出てくると思います。この記事では、タイのロティのレシピをベースに、現地の屋台で見た技術や材料のコツを整理して、家庭のキッチンでも失敗なく作れる方法をご紹介します。小麦粉を使った生地の作り方から、バナナを入れる定番の焼き方まで、ポイントを押さえれば意外と簡単にあの味が楽しめますよ。
- 本場のサクサク食感を生み出す生地の配合と寝かせ方
- 屋台のような薄い生地をフライパンで再現するテクニック
- バナナや練乳を組み合わせたタイのロティのレシピの黄金比
- チョコやチーズを使った人気のアレンジバリエーション
タイ ロティ レシピで再現する本場の屋台の味
タイの屋台スイーツの代名詞とも言えるロティ。目の前で魔法のように生地を広げ、バターの香りを漂わせながら焼き上げる姿は、まさに職人芸です。まずは、その本場の味を支える基本的な構成と材料について詳しく見ていきましょう。
小麦粉と練乳で準備する基本の材料
ロティの生地の主役は、どこにでもある強力粉や中力粉といった小麦粉です 。タイの屋台では、これに塩、砂糖、水、そして少量の油を混ぜて作ります。ここで非常に重要なのが、トッピングに欠かせない練乳です。タイのロティのレシピにおいて、練乳は単なる甘味料ではなく、あの濃厚なミルク感を引き出すための必須アイテムと言えます 。現地では「コンデンスミルク」として親しまれており、焼き上がった熱々の生地にたっぷりとかけるのが正解です。また、生地に弾力を持たせるために、卵を加えるレシピも一般的ですね。材料自体はシンプルなので、品質の良い小麦粉を選ぶことが美味しさへの第一歩です。
バナナと卵を包むタイロティレシピの定番
最もポピュラーで、日本人にもファンの多いメニューが「バナナ・ロティ」です。タイのロティのレシピの中でも王道中の王道ですね。生地を薄く伸ばした中央に、輪切りにしたバナナと溶き卵を流し込み、四角く折りたたんで焼き上げます 。卵がバナナを包み込み、加熱されることでバナナがトロトロに甘くなるのが特徴です。卵のコクとバナナの酸味、そして外側のカリッとした生地の対比がたまりません。屋台では「ロティ・クルアイ(クルアイはタイ語でバナナ)」と注文すれば、この定番の味が出てきます。
バナナは完熟したものを使うと、焼いたときに糖度が増してさらに美味しくなります。少し黒い斑点(シュガースポット)が出ているくらいがベストですよ!
生地を数時間寝かせる工程の必要性
ロティ作りで最大の難関であり、かつ最も大切なのが「生地を寝かせる」という作業です。小麦粉に水分を加えてこねた後、すぐに伸ばそうとしても、グルテンの弾力が強すぎて生地が縮んでしまいます。タイのロティのレシピでは、丸めた生地にたっぷりの油(またはバター)を塗り、常温または冷蔵庫で少なくとも3時間から一晩ほど寝かせるのが一般的です 。これによりグルテンが緩和され、あの透き通るような薄さまで生地を伸ばすことが可能になります。手間はかかりますが、この待ち時間こそがサクサク感の鍵を握っています。
生地を薄く伸ばしてサクサクにする手順
屋台のおじさんが生地をパチンと台に叩きつけながら広げるパフォーマンス、あれは単なる見せ場ではなく、空気を抜きながら均一に伸ばすための理にかなった行動です。家庭で再現する場合は、無理に宙に舞わせる必要はありません。
のがコツです。最終的に台が透けて見えるくらいまで薄くなれば成功です。もし破れてしまっても、折りたたむときに隠れるのであまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。
フライパンで焼くタイロティレシピのコツ
本場では大きな鉄板を使いますが、家庭ではテフロン加工のフライパンで十分です。タイのロティのレシピ通りに仕上げるコツは、「多めの油」を使うこと。揚げ焼きにするようなイメージで加熱することで、生地の層に油が入り込み、パイのようなサクサクした食感が生まれます 。弱火すぎると生地が油を吸ってベチャッとしてしまうので、中火で手早く焼き色をつけるのがポイントです。片面が焼けたらバナナを包み、四角く形を整えて両面をカリッとさせましょう。
砂糖をたっぷりかける美味しい仕上げ方
焼き上がったロティは、まな板の上でザクザクと一口サイズにカットします。仕上げには、これでもかというくらいの練乳と、そしてグラニュー糖を振りかけます 。この「追い砂糖」が、ジャリッとした食感のアクセントになり、タイらしい背徳感のある甘さを演出してくれます。最近ではココアパウダーやシナモンをかける屋台も増えていますが、まずは練乳と砂糖のシンプルスタイルで、生地そのものの美味しさを味わってみてください。
自宅で失敗しないタイ ロティ レシピの秘訣
基本がわかったところで、ここからはさらに踏み込んで、家庭でプロの味に近づけるためのテクニックやアレンジ、注意点をお伝えします。「駐在中に何度も通ったあの店の味」を思い出しながら執筆しました。
| 工程 | 屋台のやり方 | 家庭での代替案 |
|---|---|---|
| 生地伸ばし | 空中で振り回して伸ばす | 油を塗った平皿や台の上で手で広げる |
| 焼き油 | 大量のマガリンまたは油 | サラダ油に少しのバターを加えて風味アップ |
| 包み方 | 鉄板の上で手早く折りたたむ | 火を止めるか弱火にしてゆっくり成形 |
※数値や工程はあくまで一般的な目安です。環境によって調整してください。
油を多めに使うタイロティレシピの焼き方
「カロリーが気になるから……」と油を控えてしまうと、ロティはただの硬いパンになってしまいます。タイのロティのレシピにおいて、油は熱を伝える媒体であると同時に、生地を層状に剥離させ、サクサク感を出すための材料でもあります 。フライパンの底がしっかり隠れる程度の油を熱し、生地を投入した瞬間にシュワシュワと音がするくらいの温度をキープしてください。特にバターやマーガリンを少量混ぜると、香ばしさが格段にアップして、より本場の雰囲気に近づきますよ。
チョコやチーズを加えるアレンジの楽しみ

バナナ以外にも、タイのロティには無限のアレンジが存在します。
- チョコ・ヌテラ:焼き上がりにチョコソースをかけるだけでなく、中にチョコチップを仕込むのもアリ 。
- チーズ:とろけるチーズを包むと、練乳の甘さとチーズの塩気が混ざり合い、中毒性の高い「あまじょっぱい」味になります。
- 卵のみ(プレーン):具材を入れず、卵を混ぜた生地を薄く焼いてクルクルと丸めたスタイルも人気です。
このように、タイのロティのレシピは、自分の好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力ですね。私は最近、ピーナッツバターを入れるのにはまっています。
まるで屋台のような手際で焼くための準備
屋台でロティがスピーディーに提供されるのは、すべての材料が手の届く範囲に完璧にセットされているからです。家庭で作る際も、以下のものを事前に準備しておきましょう。
2. 練乳と砂糖のボトル
3. ロティをカットするためのまな板と包丁
特にバナナと卵は、生地をフライパンに入れたらすぐに投入する必要があるため、混ぜておくと慌てずに済みます。この段取りの良さが、生地を焦がさずに美しく焼き上げる秘訣です。
非常に高温の油を使用するため、調理中の火傷には十分注意してください。また、お子様と一緒に作る場合は、生地を伸ばす工程までを担当してもらい、焼く工程は大人が行うなど、安全を最優先してください。
おやつに最適なタイの伝統的な甘味
もともとはインドの「パラーター」や「チャパティ」が起源と言われるロティですが、タイに伝わり、独自の進化を遂げて今のスタイルになりました。今ではタイ人にとっても、仕事帰りや夜の散歩のついでに買う「馴染みの味」として定着しています。甘くてボリューム満点のロティは、午後のティータイムや、頑張った自分へのご褒美スイーツにぴったりです。家庭で作れば、砂糖や油の量を自分なりに加減できるのも嬉しいポイントですね。本格的なタイ料理の後のデザートとして出せば、家族や友人もきっと驚いてくれるはずです。
家族で楽しむタイ ロティ レシピのまとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、タイのロティのレシピと、自宅で美味しく作るための具体的なポイントをご紹介しました。「生地をしっかり寝かせること」と「多めの油でカリッと焼くこと」、この2点さえ守れば、初めての方でもあの懐かしい屋台の味を再現できるはずです。一度コツを掴めば、冷蔵庫にある余ったバナナやチョコでいつでも手軽にタイ気分を味わえます。正確な栄養価やアレルギー情報、調理器具の安全な使用方法については、必ずメーカーの公式サイトや専門の料理書をご確認ください。また、火の取り扱いや最終的な調理判断はご自身の責任で行ってくださいね。ぜひ、週末のおやつに、家族みんなでタイのロティのレシピに挑戦してみてください。


