
こんにちは!ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。これからタイへの渡航を計画されている方や、駐在・留学に向けてビザの申請を検討されている方にとって、東京にあるタイ大使館への問い合わせは避けて通れない「最初の一歩」ですよね。でも、いざ連絡しようとすると「電話がなかなかつながらないときはどうすればいいの?」「メールでの問い合わせはできるの?」「そもそも日本語で大丈夫?」といった疑問や不安が次々と湧いてくるのではないでしょうか。
私自身、初めてタイへの赴任が決まったときは、ビザの手続きの複雑さに頭を抱え、何度も大使館のホームページを行ったり来たりしていました。電話をしても話し中で繋がらず、焦ってしまった経験もあります。この記事では、そんな私が実際に調べたり、何度も足を運んで経験したりした情報をもとに、スムーズに問い合わせるためのコツや、事前に知っておくべきポイントを、どこめよりも詳しく分かりやすくご紹介します。
- 東京にあるタイ大使館の正確な電話番号と、繋がりやすい時間帯がわかる
- 目黒駅から大使館までのアクセス方法を、目印付きで迷わず理解できる
- ビザ申請や来館予約に関する問い合わせの手順と、トラブル回避のコツがわかる
- メールやFAXなど、電話以外の連絡手段の有効な使い方が把握できる
東京のタイ大使館へ問い合わせる電話番号と場所

まずは、問い合わせの基本となる電話番号と、実際に手続きに行く際の場所について深掘りしていきましょう。「ただ番号を知っている」だけでなく、どの番号にかけるべきか、どの時間帯が狙い目かを知っているだけで、ストレスは大幅に軽減されます。また、大使館の立地は少し特殊な場所にあるため、事前のシミュレーションが大切です。
領事部の電話番号と受付時間
東京の目黒にある「在京タイ王国大使館」への電話問い合わせは、用件によって窓口が細分化されていますが、一般の方が利用する代表的な番号をまずは押さえておきましょう。特にビザやパスポート更新、証明書発行などの領事関連の問い合わせは、以下の番号が窓口となります。
在東京タイ王国大使館 領事部
- 電話番号:03-5789-2433
- FAX:03-5789-2428
- 自動音声案内が流れる場合、案内に従って番号を選択してください(例:ビザについては「1」など)。
受付時間と混雑状況について
基本的な受付時間は、平日の月曜日から金曜日(大使館の休館日を除く)で、以下のようになっています。
- 午前:9:00 ~ 12:00
- 午後:13:30 ~ 17:30
ここで注意したいのが、「電話がつながりにくい時間帯」の存在です。私の経験上、月曜日の午前中や、連休明けの初日、そしてお昼休憩の前後(11:30頃や13:30直後)は、回線が非常に混雑しており、何度かけても話し中になることが多いです。ビザの申請ルールが変わった直後なども問い合わせが殺到します。
もし電話がつながらない場合は、イライラせずに「今は混んでいるんだな」と割り切り、少し時間を空けて(例えば14:30〜15:30頃など)かけ直してみるのが賢い方法です。また、日本語対応については、基本的に日本語が話せるスタッフや日本人の職員の方が対応してくれますが、時間帯や担当者によってはタイ語や英語での対応がスムーズな場合もあります。「日本語でお願いします(Japanese, please)」と伝えれば、担当に代わってくれるので安心してください。
目黒の大使館へのアクセス

ビザの申請や書類の受領で実際に大使館に行く場合、最寄り駅はJR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線・都営三田線が乗り入れる「目黒駅」になります。駅から大使館までは徒歩で約10分〜15分ほどの距離ですが、住宅街の中にあるため、地図アプリがないと迷いやすい場所でもあります。
目黒駅からの詳細アクセスルート
- 目黒駅「東口」を出る:JRの中央改札を出て右側が東口です。駅前のバスロータリーに出ます。
- 目黒通りを進む:ロータリーを背にして右方向、「りそな銀行」が見える方へ大通り(目黒通り)沿いを進みます。ここは少し上り坂になっています。
- 「上大崎」の交差点を通過:首都高速道路の下をくぐり、そのまま白金台方面へ直進します。
- ファミリーマートで右折:数分歩くと右手に「ファミリーマート」が見えてきます。この角を右に曲がってください。ここからは閑静な住宅街に入ります。
- タバコ屋さんを左折:少し進むと、正面に昔ながらの風情あるタバコ屋さん(赤い看板が目印になることも)が見えます。そのT字路を左に曲がります。
- 大使館に到着:そのまま道なりに少し歩くと、突き当たりに大きな門とモダンな建物が見えてきます。これがタイ大使館です。
大使館の敷地は広く、建物も非常に立派ですが、周囲は静かな住宅地です。入り口には守衛さんが立っていることが多く、門の横に受付窓口(守衛室のような場所)で、パスポートや予約票を提示して入館手続きを行う必要があります。セキュリティチェックもあるため、ハサミやカッターなどの危険物は持ち込まないようにしましょう。
メールやFAXでの連絡先
「電話だと言った言わないのトラブルが怖い」「仕事中で電話をかける時間がない」という方には、メールやFAXでの問い合わせも有効な手段です。特に、提出書類の事前確認や、複雑な事情を説明したい場合は、文章で残るメールの方が確実なケースがあります。
メール問い合わせのコツ
大使館の公式サイトには、領事部直通のメールアドレスや問い合わせフォームが案内されています(アドレスは頻繁に変更される可能性があるため、必ず公式サイトの「Contact Us」ページを確認してください)。メールを送る際は、以下のポイントを意識すると返信がスムーズになるかもしれません。
- 件名を具体的に:「問い合わせ」だけではなく、「【ビザ申請について】観光ビザの必要書類確認(氏名)」のように、一目で内容がわかるように書く。
- 本文は簡潔に:長文になりすぎないよう、要点を箇条書きにするなど工夫する。
- 英語またはタイ語を併記:日本語でも大丈夫ですが、英語で要約を添えておくと、日本語が読めないスタッフでも内容を把握しやすくなり、返信が早くなる可能性があります。
FAXの活用シーン
FAX番号(03-5789-2428)は、電話で話した際に追加資料を送るよう指示された場合などに使われます。いきなりFAXで質問を送っても回答が得られるとは限らないため、基本的には「電話の補助ツール」として考えておくのが良いでしょう。
緊急時は電話が鉄則!
メールでの問い合わせは、返信に数営業日かかることも珍しくありません。「明日出発なのにビザが届かない!」といった緊急事態の場合は、メールの返信を待たず、迷わず電話で問い合わせてください。
領事部の休館日を確認

問い合わせや訪問をする前に、絶対に確認しておかなければならないのが「休館日」です。ここには大きな落とし穴があります。それは、タイ大使館は「日本の祝日」と「タイの祝日」の両方がお休みになるということです。
つまり、日本では平日でも、タイの祝日(例えば国王誕生日や仏教関連の祝日など)であれば、大使館は閉まっています。これを知らずに、平日に休みを取って大使館まで行ったのに「閉まっていた…」と呆然とする人は、実は後を絶ちません。
注意すべき主な休館時期
- 年末年始:日本と同様に休みになりますが、期間が異なる場合があります。
- 4月のソンクラーン(タイ正月):タイの旧正月で、数日間休館になることが多いです。
- 国王・王室関連の記念日:お誕生日や命日など、タイ独自の祝日です。
大使館の公式サイトには、必ず「その年の休館日カレンダー」がPDFなどで掲載されています。訪問の計画を立てる際は、Googleカレンダーだけでなく、この公式カレンダーを必ず目で見て確認する癖をつけてください。
パスポートなどの受領方法
無事にビザ申請が受理された後、パスポートを受け取るまでの流れも確認しておきましょう。申請時には、パスポートを大使館に預けることになります。返却(受領)の方法は、時期やビザの種類によって異なりますが、主に以下の2パターンです。
1. 窓口での直接受領
申請時に渡される「預かり証(引換証・レシート)」に記載された日時に、再度大使館へ行き受け取る方法です。この際、預かり証は絶対に紛失しないようにしてください。これがないと、本人確認に時間がかかり、最悪の場合その日に受け取れない可能性もあります。また、代理人が受け取る場合は、委任状や代理人の身分証明書が必要になることが一般的です。
2. 郵送での返却
最近では、混雑緩和のために郵送(レターパック等)での返却を行っているケースもあります。この場合、申請時に自分宛の住所を書いたレターパックプラス(赤色)などを一緒に提出する必要があります。郵送対応が可能かどうかは、申請時の最新ルールによるため、必ず申請要項を確認してください。
東京のタイ大使館にビザや予約の問い合わせをする

ここからは、多くの方が問い合わせる最大の理由である「ビザ申請」や「来館予約」について、さらに詳しく解説していきます。ビザのルールは頻繁に変更されるため、常に「最新情報」を意識することが重要です。ここでは、問い合わせの際に確認すべきポイントや、準備段階での注意点を掘り下げます。
ビザ申請の予約方法
コロナ禍以降、東京のタイ大使館でのビザ申請は、基本的に「完全事前予約制」となっています。昔のように「とりあえず朝イチで行けばなんとかなる」という時代ではなくなりました。予約なしで訪問しても、警備員の方に入館を断られてしまうのがオチですので、必ず予約を取りましょう。
オンライン予約の手順
予約は、大使館公式サイトにある予約専用システム(VABOなど、時期によりシステムが異なる場合があります)から行います。
- 公式サイトの「ビザ申請予約」ページにアクセス。
- 希望する手続き内容(観光ビザ、ノンイミグラントビザなど)を選択。
- カレンダーから空いている日時を選択。
- 氏名、パスポート番号、メールアドレスなどの必要事項を入力。
- 予約完了メールを受信し、添付されている予約確認書(QRコードなどがついているもの)を保存・印刷。
ここで重要なのが、「家族で申請する場合でも、一人一枠の予約が必要」という点です。例えば4人家族なら、4人分の予約枠を確保しなければなりません。これを忘れて親の分だけ予約して行くと、子供の申請が受け付けてもらえないトラブルになります。
予約枠が埋まっている時の対処法
繁忙期(特に長期休暇前)は、予約枠が2週間〜1ヶ月先まで埋まってしまうことも珍しくありません。しかし、諦めるのはまだ早いです。キャンセルが出ると枠が復活することがあるため、こまめに予約サイトをチェックすることをおすすめします。特に前日の夜や当日の朝に、急なキャンセルで枠が空くこともあります。
観光や教育ビザの必要書類

「どんな書類を用意すればいいの?」というのは、最も失敗したくないポイントですよね。ビザの種類によって必要書類は大きく異なりますが、不備があると即却下(申請のやり直し)になるため、徹底的な準備が必要です。
| 書類項目 | 詳細・注意点 |
|---|---|
| パスポート原本 | 有効期限が6ヶ月以上残っていること。査証欄(VISAページ)の余白が2ページ以上あること。これらが不足していると申請できません。 |
| 申請書(Application Form) | 公式サイトからダウンロードし、全て英語で記入します。署名はパスポートと同じ筆跡で行ってください。日本の住所やタイでの滞在先住所も正確に記入が必要です。 |
| 証明写真 | サイズは縦4.5cm×横3.5cm。背景は白または青が指定されることが多いですが、規定が変わることもあるので要確認。6ヶ月以内(厳密には3ヶ月以内の場合も)に撮影されたもの。 |
| 経歴書(Personal History) | 指定のフォームに、過去の職歴や渡航歴などを英語で記入します。学生の場合は学校名などを記載します。 |
| 航空券の予約確認書 | タイへの入国日と、タイからの出国日(または第三国への航空券)が確認できるEチケットの控えが必要です。申請者名が入っているものを印刷してください。 |
| 目的別書類 | 教育ビザなら「学校からの招聘状(原本)」、就労ビザなら「労働局発行の許可書(WP3)」など、ビザの種類に応じた追加書類が必須です。 |
特に注意が必要なのが、教育ビザや就労ビザにおける「原本」の提出です。タイ側の学校や会社から、PDFではなく「直筆サイン入りの紙の書類」を国際郵便(EMSやDHLなど)で送ってもらう必要があります。これには数日から1週間程度かかるため、スケジュール管理が非常に重要になります。「PDFを印刷したものではダメですか?」と聞いても、基本的には受け付けてもらえません。
タイ入国と滞在許可の最新情報
タイの入国管理ルールは、政府の方針によって頻繁に変更されます。古いブログ記事の情報を鵜呑みにすると、空港で足止めを食らうリスクがあります。常に最新の情報を入手する必要があります。
ビザなし(ノービザ)滞在期間の変更
以前は、日本パスポート保持者の観光目的でのノービザ滞在は「30日」が基本でしたが、観光促進策として一時的または恒久的に「60日」に延長される措置が取られることがあります。自分が渡航するタイミングで、ノービザで何日間滞在できるのか、事前に確認しておきましょう。
新しいビザカテゴリー(DTVなど)
最近では「デスティネーション・タイランド・ビザ(DTV)」のように、デジタルノマドやムエタイ留学、料理教室通いなどを目的とした、長期滞在向けの新しいビザが新設されるなどの動きがあります。自分の目的に合った、より有利なビザがないか、情報をアップデートすることが大切です。
これらの最新かつ正確な情報は、必ず公式の一次情報源で確認してください。
申請手数料と支払い方法

ビザの申請には手数料がかかりますが、ここにも日本とは異なる「タイ大使館ルール」が存在します。それは、「支払いは現金のみ」かつ「お釣りが出ないように用意する」という点です。
手数料の目安(変更の可能性あり)
- 観光ビザ(シングル):約4,500円〜
- ノンイミグラントビザ(シングル):約10,000円〜
- ノンイミグラントビザ(マルチプル):約22,000円〜
※上記はあくまで目安です。為替レートの変動や規定改定により変更されるため、必ず申請前に公式サイトで正確な金額を確認してください。
キャッシュレス決済はできません!
大使館の窓口では、クレジットカード、PayPay、交通系ICカードなどは一切使えません。また、大使館内には両替機もATMもありません。「1万円札しかなくてお釣りがない」という事態になると、一度大使館を出てコンビニなどで崩してくる必要があり、せっかくの順番を逃してしまうことになります。必ず1,000円札や小銭を用意して、ピッタリの金額を封筒などに入れて準備しておきましょう。
家族同伴や代理申請の注意点

駐在員の帯同家族として渡航する場合(Oビザ)や、子供の留学に親が付き添う場合(保護者ビザ)など、家族単位での申請には特有の注意点があります。
家族関係を証明する書類
家族であることを証明するために、日本の「戸籍謄本」が必要になります。しかし、ただ戸籍謄本を持って行けば良いわけではなく、以下の手続きが必要になることが一般的です。
- 戸籍謄本(発行から3ヶ月以内)を取得する。
- それを英語に翻訳する(翻訳会社や自分で翻訳したものでも可の場合があるが、翻訳証明が必要なことも)。
- 場合によっては、日本の外務省で「公印確認」や「アポスティーユ」の認証を受ける必要がある。
この「認証」のプロセスは非常に時間がかかるため、渡航の数ヶ月前から準備を始める必要があります。
代理申請について
原則として申請は「本人が来館」する必要がありますが、やむを得ない事情がある場合は代理申請が認められることもあります。ただし、その場合は「委任状」の提出が必須となり、代理人の身分証明書も必要です。また、旅行代理店などの「登録済み代理申請機関」を通すことで、本人の来館が免除されるケースもありますが、代行手数料がかかります。ご自身の状況に合わせて、どの方法がベストか検討してみてください。
東京のタイ大使館へ問い合わせる際のまとめ
ここまで、東京のタイ大使館への問い合わせやビザ申請について、詳しく解説してきました。最後に、スムーズな手続きのための重要ポイントを改めて整理します。これらをチェックリストとして活用し、準備万端で挑んでください。
問い合わせ&申請 完全攻略チェックリスト

- 最新情報の確認:まずは公式サイトを見て、休館日や受付時間、最新のビザルールを確認する。
- 電話のタイミング:電話番号は03-5789-2433。混雑する月曜午前やお昼時は避け、午後を狙う。
- 予約は必須:飛び込みはNG。必ずオンラインで人数分の来館予約を取る。
- 書類の準備:「原本」が必要なものは早めに手配。申請書は英語で記入。
- 現金を用意:申請手数料はお釣りが出ないようにピッタリ用意して行く。
タイへの渡航準備、特にビザの手続きは、書類も多くて大変な作業です。時には大使館の対応に戸惑うこともあるかもしれません。でも、しっかりと準備をして、正しい情報を掴んでいれば、必ず乗り越えられます。無事にビザが取得でき、微笑みの国タイでの素晴らしい生活や旅行がスタートできることを、心から応援しています!



