こんにちは。ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。
タイ旅行の計画、ワクワクしますよね。でもその反面、「タイ旅行で現金はいくら持っていくべきか」と悩んでいませんか?
最近のタイ、特にバンコクはキャッシュレス決済がすごく進んでいると聞くけれど、ローカルな屋台やマッサージのチップはどうなんだろう?とか、2泊3日や3泊4日といった日程なら、日本円でいくら両替しておけば安心なのか。そもそも両替は空港と市内のどっちがお得で、クレジットカードと現金の割合はどれくらいがいいのか…など、疑問は尽きないかなと思います。
私自身、タイに住み始めた頃は、この「現金とカードの使い分け」に結構戸惑いました。今でこそ慣れましたが、旅行者の方ならなおさら不安に感じるポイントですよね。
この記事では、タイに住んでいる私の経験から、旅行者の皆さんが悩みがちな現金の予算目安や、旅行スタイル別の考え方、お得な両替のコツ、そして安全な現金の持ち歩き方まで、まるっと解説していきますね。この記事を読めば、お金の不安をスッキリ解消できるはずです!
- タイ旅行で現金が必要になる具体的なシーン
- 滞在日数別(2泊3日・3泊4日)の現金予算の目安
- 空港と市内の両替所、どちらがお得か
- 現金とクレジットカードの最適な使い分け方
タイ旅行で現金はいくら必要?
まず一番気になるのが、「結局、日本円でいくら両替すればいいの?」という点ですよね。最近のタイ、特にバンコクは驚くほどキャッシュレス化が進んでいて、ショッピングモールや綺麗なレストラン、Grab(配車アプリ)などはほぼ100%カードやQR決済が可能です。
でも、やっぱり現金がゼロでは厳しいのが現実です。タイ旅行の醍醐味であるローカル体験には、まだまだ現金が必須ですね。ここでは、具体的な場面や日数別の目安について見ていきましょう。
現金が必要になる場面とは?

タイでは「PromptPay(プロンプトペイ)」というQRコード決済が爆発的に普及していて、タイ人は屋台でもスマホでピッと支払いを済ませます。これは本当に便利なんですが、基本的にタイの銀行口座と電話番号に紐づいているシステムなので、短期の旅行者の方が利用するのは難しいのが現状です。
そのため、旅行者の主な決済手段は「クレジットカード」か「現金」の2択になります。
クレジットカードが使えるお店が増えたとはいえ、以下のような場面では現金(タイバーツ)が必要になることが多いですね。
【現金が必須、または推奨される場面】
- ローカルな屋台や食堂:
観光地化されていない、地元の人メインのお店は現金のみが基本です。美味しいローカルフードほど、現金握りしめて行く価値ありです! - ナイトマーケットの一部店舗:
ジョッドフェアやアジアティークのような大規模なマーケットでも、Tシャツや雑貨を売る小さなお店は現金のみ、という場合が多いです。 - チップ(最重要):
タイはチップ文化が根付いています。- マッサージ: 施術者へ直接渡します。街中のマッサージなら1時間100バーツ、スパならもう少し多めが目安。
- ホテル: ベッドメイキング(枕元に)20〜50バーツ、荷物を運んでくれたポーターへ20〜50バーツ程度。
- レストラン: サービス料(10%)が含まれていない場合、お釣りの小銭を置くか、会計の5〜10%程度。
- トゥクトゥクや流しのタクシー:
Grabアプリを通さない場合、現金払いが前提です。特に注意したいのが「お釣りがない」と言われること。必ず細かいお金(20, 50, 100バーツ札)を用意しておきましょう。 - 寺院の入場料:
ワット・ポー(涅槃寺)など、一部の観光地では窓口がキャッシュレスに対応していない場合があります。 - 公共トイレ:
ショッピングモール内は無料ですが、BTSの駅や市場、公園のトイレは利用料(3〜5バーツ、たまに10バーツ)がかかることがあります。小銭(コイン)が役立ちます。
こう見ると、やっぱりローカルな体験をしようと思うと現金は欠かせない、というのが分かるかなと思います。特にチップ用の細かいお金は常に意識して確保しておくのが、スマートに旅するコツですね。タイ旅行必携!必需品リストはこちら
2泊3日で現金はいくら?
もし2泊3日の弾丸旅行なら、どれくらい必要でしょうか。これは旅行のスタイルによりますが、一つの目安として考えてみてください。
【前提】
ホテル代、飛行機代、オプショナルツアー代は支払い済み(カード決済)。
【現地でかかる費用の目安(現金)】
- 食事代: 1日1,500バーツ(約6,500円)
(朝:屋台でジョーク(お粥) 50バーツ、昼:ローカル食堂でカオマンガイ 60バーツ、カフェ 100バーツ、夜:屋台やナイトマーケットで食べ歩き 500バーツ、+飲み物代など。高級店はカード払い想定) - 交通費: 1日300バーツ(約1,300円)
(BTS/MRTの移動、たまにタクシーやトゥクトゥクを利用する想定) - 雑費: 1日700バーツ(約3,000円)
(1時間のマッサージ+チップ 400バーツ、寺院入場料 100バーツ、細かなお土産 200バーツなど)
1日あたり合計 2,500バーツ(約10,800円)くらいですね。
2泊3日だと実質2.5日分くらいと考えると、約6,250バーツ(約27,000円)あたりが一つの目安になるかも。
ただ、これは結構アクティブに動いてローカルフードも楽しむ場合の計算です。もっと節約もできますし、「マッサージは毎日2時間!」とか「お土産をたくさん買う!」となれば、もちろんオーバーします。
あくまで私の感覚的な目安ですが、2泊3日なら「日本円で15,000円~25,000円」くらいを両替しておけば、あとはカード併用で十分楽しめるかなと思います。15,000円だと節約派、25,000円あればかなり余裕を持てるイメージです。
3泊4日で現金はいくら?
3泊4日になると、もう少し余裕が持てますね。中日に遠出(アユタヤ日帰りツアーなど)を計画するかもしれません。※ツアー代はカードで事前決済している前提です。
先ほどの1日あたりの目安 2,500バーツ で計算すると、4日間で 10,000バーツ(約43,000円)となります。
ただ、毎日フルで現金を使うわけではなく、中日にはショッピングモールでゆっくり買い物したり、ちょっと良いレストランで食事したり、とカードを使う場面も増えるはずです。
なので、3泊4日の場合は「日本円で20,000円~35,000円」くらいを両替し、残りはクレジットカードで対応、というのが現実的かなと思います。
もし現金が足りなくなっても、バンコク市内なら主要な駅の近くやショッピングモールには必ず両替所(しかもレートが良い店が)あるので、慌てて大金を一度に両替する必要はありませんよ。
ツアーか個人旅行かで比較
必要な現金額は、ツアーか個人旅行かでも大きく変わります。これはかなり重要なポイントですね。
ツアー旅行の場合
空港からホテルへの送迎、主要な観光地の入場料、そして食事の多くがパッケージ料金に含まれていることが多いですよね。その場合、現地で必要な現金はかなり少なくて済みます。
主に必要なのは、自由行動日の食事代、コンビニでの飲み物代、お土産代、マッサージ代、そしてチップくらいです。
これなら、1日あたり3,000円〜5,000円(約700〜1,200バーツ)もあれば十分かもしれません。日数分を計算して、少し余裕を持つ程度でOKです。総額で15,000円も両替すれば十分なケースが多いかなと思います。
個人旅行の場合
一方、個人旅行はすべて自分で支払う必要があります。空港から市内へのエアポートリンク代、日々のBTS/MRT代、Grab代、食事代、観光地の入場料、マッサージ代、お土産代…。当然ですが、ツアーより多くの現金が必要になります。
先に計算したように、1日あたり5,000円〜10,000円(約1,200〜2,300バーツ)は現金予算として見ておくと安心です。特に食事をすべてローカル屋台や食堂で済ませたい!という方は、カードの出番が減る分、現金比率を高める必要がありますね。
買い物の予算はどれくらい?

これも個人差が激しいですが(笑)、タイは買い物天国です。どこで何を買うかで、必要な現金が全く変わってきます。
ショッピングモールでの買い物
アイコンサイアム、サイアム・パラゴン、セントラルワールドなどのデパートやブランド店、スーパーマーケット(Gourmet Marketなど)は、100%クレジットカードが使えます。ここで高額な買い物をする予定なら、現金の心配は不要です。むしろカードのポイントを貯めるチャンスですね。
市場・マーケットでの買い物
タイ旅行の醍醐味、チャトゥチャック・ウィークエンドマーケットや、ナイトマーケット(ジョッドフェア、アジアティークなど)は、現金払いが基本です。最近は一部のお店でQR決済(旅行者は使えないPromptPay)対応が進んでいますが、旅行者は「現金のみ」と思った方がいいですね。
交渉で安くなることもありますが、そのやり取りも現金があってこそ。お土産にタイ雑貨やTシャツ、屋台グルメの食べ歩きを楽しみたい!という方は、買い物用に別途5,000円〜10,000円くらいは現金予算としてプラスしておくと安心です。
タイで現金はいくら持ち歩く?
必要な総額がなんとなく見えてきたら、次は「どうやって現地通貨(バーツ)を手に入れるか」「どう持ち歩くか」ですね。これは結構重要です。タイ駐在の私も実践している、賢い両替方法やカードとの使い分け、安全管理のコツを紹介します。
現金とカードの割合
結論から言うと、私のオススメは「大きな支払いは全部カード、現金は屋台やチップ用のサブ」という考え方です。
割合で言うと、「現金3割:カード7割」くらいがスマートかなと思います。
- クレジットカード(メイン:7割):
ホテル、ちょっと良いレストラン、ショッピングモール、スパ、Grabでの支払い、コンビニ(少額でもOK)。高額になるものは全部カードにして、ポイントも貯めちゃいましょう。 - 現金(サブ:3割):
屋台、ローカル食堂、チップ、マーケットでの買い物、流しのタクシーやトゥクトゥク代、寺院の入場料。
このスタイルなら、大金を持ち歩くリスクも減らせますし、両替の手間も最小限で済みます。私も普段の生活はほぼこの割合ですね。
タイ旅行でどのクレジットカードを持っていくか悩んでいる方は、VISAかMastercardが最強です。この2つなら、ほぼどこでも使えます。JCBは、サイアムパラゴンなど一部の大型デパートや日系のお店では使えますが、ローカル店では使えないことが多いので、メインカードにするのは不安が残りますね。
あと、海外旅行保険が自動付帯になっているカードが1枚あると、万が一の時(病気やケガ、盗難など)も安心です。
お得な両替は空港か市内か

これは永遠のテーマかもしれませんが、レート(両替率)だけ見れば、一般的に「市内(バンコク中心部)の両替所」の方がお得です。
ただ、それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身のスタイルに合わせて選ぶのが一番です。
空港の両替所(スワンナプーム/ドンムアン)
- メリット: 到着後すぐに両替できる絶対的な安心感。深夜・早朝の到着でも開いているカウンターがあります。
- デメリット: 市内の人気店よりレートが少し悪いことが多いです。(場所代が高いので仕方ないですね…)
- ポイント: スワンナプーム空港の場合、到着ロビー(2階)の銀行カウンターはレートがあまり良くないですが、地下1階のエアポートリンク乗り場近くには、市内の有名両替所(SuperRichなど)の支店が並んでおり、比較的レートが良いです。
市内の両替所(SuperRichなど)
- メリット: レートが良い店が多いです。特にBTSの駅近(チットロム、アソーク、ナナなど)は激戦区で、競争原理が働いてレートが良い傾向にあります。(特に有名なのは緑やオレンジの「SuperRich」ですね)
- デメリット: わざわざ両替所まで行く手間がかかる。パスポートの提示が必須(コピー不可の場合もあるので原本を持参)。
じゃあ、どうするのがベストか?
私のオススメは、「①到着日に空港(できれば地下1階)で当座の少額(5,000円~1万円)だけ両替し、②残りは必要に応じて市内の高レート店で両替する」という方法です。
これなら、空港から市内への交通費や初日の食事代は確保できますし、残りのお金は良いレートで両替できますからね。
【補足:現金の持ち込み制限について】
ちなみに、タイへ現金を持ち込む際、規制があることをご存知でしょうか。外貨(日本円など)の場合、20,000USドル(または相当額)を超える場合は税関での申告が必要です。
通常の旅行でこれを超えることはまず無いと思いますが、知識として知っておくと良いでしょう。大金を持ち歩くのはリスクでしかないので、やはりカードとの併用が賢明ですね。
現金の安全な持ち歩き方

タイ、特にバンコクは比較的治安が良い場所ですが、日本と同じ感覚でいるのは危険です。観光客を狙ったスリや置き引きがゼロではありません。これは日本以外の国では当たり前のリスク管理ですね。
【現金の持ち歩き注意点】
- 全財産を一つの財布に入れない(最重要): 必ず分散させましょう。これが鉄則です。
- ズボンの後ろポケットに財布を入れない: 「盗んでください」と言っているようなものです。絶対にやめましょう。
- 人前で大金を見せない: 屋台などで支払う際、財布の中身が丸見えにならないよう注意。1,000バーツ札(約4,300円)はタイでは高額紙幣です。
- レストランで席にカバンを置かない: 日本ではやりがちですが、貴重品入りのカバンを椅子に置いたまま席を立ったりするのはNGです。
私が実践している、またはオススメする方法は以下の通りです。
- 財布を2つに分ける:
ひとつは「今日使う分」だけを入れた財布(数千円程度)。これはすぐ出せる場所(カバンの内ポケットなど)に。もうひとつは「予備のお金やカード」を入れた財布で、これはカバンの奥深くや、セキュリティポーチに入れて服の下などにしまいます。 - ホテルのセーフティボックスを活用する:
これが一番安全です。その日に使わない現金(日本円含む)、パスポートの原本、予備のクレジットカードは、必ずホテルのセーフティボックスに保管します。持ち歩くのはパスポートのコピー(またはスマホの写真)で十分な場合が多いです。(両替時は原本が必要) - 貴重品は体の前で持つ:
リュックサックを背負う場合も、人混み(満員電車やマーケット)では体の前に抱えるように持つのが基本です。一番良いのは、体の前に持ってこられるチャック付きのショルダーバッグやボディバッグですね。
「自分は大丈夫」と思わず、最低限の注意を払うだけで、トラブルに遭う確率はグッと減らせますよ。
ATMキャッシングは損か?

「両替所に行くのが面倒だから、ATMでキャッシングするのはどう?」という疑問もあると思います。これも一つの有効な手段です。
タイのATMで日本のクレジットカードを使って現地通貨を引き出す「海外キャッシング」は、とても便利な方法です。私も急に現金が必要になった時に使ったことがあります。
- メリット: 24時間いつでも現金を引き出せる。両替所を探す手間がない。レート自体は両替所より良い場合がある(カード会社の定めるレートが適用されるため)。
- デメリット: 1回の引き出しにつきATM手数料(一律220バーツ=約950円!これが高い!)がかかる。さらに、キャッシングなので利息(年利18%など)が日割りで発生する。
このATM手数料220バーツがかなりネックで、例えば5,000円分だけ引き出す…とかだと、手数料負けしてすごく損した気分になります。
手数料と利息を考えると、短期旅行で1回だけ少額を引き出す、とかなら両替所の方がお得になるケースが多いかな、というのが私の印象です。
キャッシングをお得に使う裏ワザ?
ただし、この利息は「繰り上げ返済」という手続きをすれば最小限に抑えられます。多くのカード会社では、帰国後すぐに電話やWEBで繰り上げ返済(早期返済)を申し込めます。これを利用すれば、利息は数日分で済むため、ATM手数料(220バーツ)を含めても、結果的に空港の悪いレートで両替するよりトータルで得になることもありますね。
ある程度まとまった金額(数万円単位)を引き出す予定があり、かつ帰国後すぐに返済手続きができる、という方にはアリな選択肢です。
【キャッシングの注意点】
ATMキャッシングを利用する場合は、必ず事前にご自身のクレジットカードの「キャッシング利用枠」が設定されているか、金利はいくらか、そして「繰り上げ返済の方法」をカード会社の公式サイトで確認しておきましょう。手数料や金利はカード会社によって異なります。最終的な判断はご自身の責任で行ってくださいね。
タイ旅行の現金いくらの結論

さて、色々とお話ししてきましたが、「タイ旅行で現金はいくら必要か」という疑問について、私なりの結論をまとめますね。
まず基本スタンスは、「キャッシュレス(カード)をメイン、現金はローカル体験用のサブ」と考えるのがベストです。タイの便利さとディープな魅力を両方楽しむには、このハイブリッド型が最強だと思います。
その上で、両替する現金の目安としては、
滞在日数にかかわらず、まず日本円で15,000円~25,000円分くらいを両替し、それを「現金でしか払えない場面(屋台、チップ、マーケットなど)」で計画的に使う。
そして、足りなくなったらその都度、市内のレートの良い両替所で1万円ずつ追加する。
これが一番リスクが少なく、手間もレートも納得感のある、スマートな方法かなと思います。
もちろん、これはあくまで一般的な目安です。高級スパやゴルフ、お土産の爆買いプランなどによって、必要な現金は大きく変わってきます。ぜひ、ご自身の旅行スタイルに合わせて、最適な予算を組んでみてください。
お金の準備を万端にして、楽しいタイ旅行にしてくださいね!


