こんにちは。ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。
タイに旅行や駐在で来たとき、レストランのメニューや街中の看板がタイ語だけで困った…なんて経験はありませんか? 英語が通じない場面も意外と多くて、私も来たばかりの頃は本当に苦労しました。屋台で「辛くしないでください」と伝えたいだけなのに、言葉が出てこなかったり、アパートの契約書や公共料金の通知がタイ語だけで途方に暮れたり…(笑)。
そんな時に大活躍するのが、スマートフォンの「タイ語翻訳アプリ」ですよね。今やたくさんの種類があって、無料で使えるものから、精度の高い有料のものまで様々です。カメラや写真を使った翻訳、リアルタイムでの音声翻訳など機能も豊富で、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうかなと思います。
この記事では、タイに住んでいる私の視点から、旅行、ビジネス、学習といった目的別に、どんなタイ語翻訳アプリがおすすめか、その選び方や活用法を、実際に使ってみた感想も交えながら比較してご紹介していきますね。 もうすぐタイ旅行!必需品リストはこちら
- 失敗しないタイ語翻訳アプリの選び方
- 無料で使えるおすすめアプリの特徴
- 旅行やビジネスなどシーン別の活用法
- カメラや音声翻訳を上手に使うコツ
失敗しないタイ語翻訳アプリの選び方

まずは、たくさんある翻訳アプリの中から、自分にピッタリのものを見つけるための「選び方」について整理してみますね。やみくもにダウンロードするより、ポイントを押さえておくと効率的かなと思います。自分の使い方をイメージしながら読んでみてください。
タイ語翻訳アプリの選び方 5つの点
私がアプリを選ぶときに気にしているのは、だいたい次の5つのポイントです。どれか一つが突出しているより、バランスが大事だったりしますね。
1. 翻訳の「正確さ」
やっぱり一番大事なのはコレですよね。特にタイ語は、日本語と語順が違ったり(例:「新しい服」が「服 新しい」になる)、声調(音の高低)で意味が変わったり、主語を省略することが多かったりして、機械翻訳泣かせの言語なんです。
翻訳が不自然だと、意味が通じないどころか、かえって誤解を招くことも…。最近はAIの進化が本当にすごくて、Google翻訳やDeepL、Papagoあたりは、文脈を読んで、主語がなくてもかなり自然な翻訳をしてくれる印象です。ビジネスで契約書や大切なメールの確認に使うなら、ここは特にこだわりたいポイントですね。
2. 翻訳の「スピード(リアルタイム性)」
現地の人と「会話」するために使うなら、翻訳のスピードも重要です。自分が話してから翻訳結果が出るまでに5秒も10秒もかかっていたら、会話が途切れて気まずい雰囲気になっちゃいますよね(笑)。
ボタンを押してすぐに音声翻訳が始まったり、カメラをかざすだけですぐにメニューが読めたりすると、ストレスがなくて便利です。旅行中のように、テンポ良くコミュニケーションを取りたい場面では、正確さと同じくらいスピードを重視するべきかなと思います。
3. アプリの種類(機能)
ひとくちに翻訳アプリと言っても、メインとなる機能は様々です。自分の使いたい場面を想像してみてください。
- テキスト入力: 基本の機能。LINEやメッセンジャーでのチャット、メール作成、Webサイトを読むときなどに使います。
- 音声翻訳: 会話で使います。タクシーの運転手さんに行き先を告げたり、お店で質問したりするときに活躍します。リアルタイム性が大事ですね。
- カメラ・写真翻訳: メニューや看板の解読に最強です。ローカルな食堂や、街中の注意書きを読むときに、これがないと詰むことも…(笑)。
自分が「どの場面で一番使いたいか」を考えると、どの機能(テキスト、音声、カメラ)を優先すべきかが見えてきますね。
4. 利用する「目的」
ここも大事なポイントです。目的によって、重視すべき機能が変わってきます。
- 旅行: スピードと手軽さが命。さっと使える音声翻訳やカメラ翻訳がメインになります。あと、電波がなくても使えるオフライン機能があると、空港に着いた直後や地方に行ったときも安心です。
- ビジネス: 正確さ最優先。テキスト翻訳の精度が重要です。メールや資料作成なら、PCで使えるツール(DeepLなど)も便利。機密情報を扱うなら、セキュリティがしっかりした有料版も選択肢に入ります。
- 学習: 辞書機能が充実していたり、翻訳結果の「発音」を聞けたり、例文が豊富だったりすると勉強になります。
5. 料金(無料か有料か)
まずは無料で使えるアプリから試してみるのが断然おすすめです。Google翻訳やPapagoなど、無料でも「これで無料なの!?」と驚くほど高機能なアプリがたくさんあります。
使ってみて、「もっと精度が欲しい」「広告を消したい」「セキュリティが心配」「会議の議事録作成まで自動化したい」といった具体的なニーズが出てきたら、その時に初めてVoicePingやDeepL Proのような有料プランを検討するのが、失敗のない流れかなと思います。
無料で使えるタイ語翻訳アプリ
正直なところ、旅行や日常会話レベルなら、ほとんどの場面は無料アプリで十分対応できるかな、というのが私の駐在員としての実感です。
Google翻訳は、やっぱり定番中の定番で、スマホには絶対入れておきたいアプリの一つですね。テキスト、音声、カメラ(AR翻訳も!)、オフライン翻訳と、必要な機能が全部入りです。対応言語も圧倒的ですし、精度も昔に比べてすごく自然になりました。特にカメラ翻訳のリアルタイム性はすごいです。
Papago(パパゴ)も人気ですね。これは韓国のNAVER(LINEの親会社ですね)が開発したアプリで、特にアジア言語に強いと言われています。UI(見た目)がカラフルで分かりやすく、翻訳結果がGoogle翻訳とは少し違う、より口語的で自然なニュアンスを出してくれる時があるので、私は両方入れて使い比べたりしています。特にチャットでのやり取りに向いているかも。
あとは、VoiceTra(ボイストラ)。これはちょっと毛色が違って、音声翻訳に特化したアプリです。国立研究開発法人である情報通信研究機構(NICT)が、旅行者向けに研究目的で開発・提供しています。(出典:VoiceTra公式サイト)
そのため、操作がすごくシンプルで、翻訳方向を瞬時に切り替えられるのが特徴です。旅行会話に特化しているので、余計な機能がなくて使いやすいですよ。
ビジネス向け有料アプリの精度

もしタイの会社と頻繁にメールや資料のやり取りをするとか、会議の議事録をタイ語から日本語に翻訳する必要がある、といった場合は、無料アプリの限界を超えた有料アプリも選択肢に入ってきますね。
例えばDeepL翻訳の有料版(Pro)は、翻訳精度が非常に高いと評判です。それだけでなく、ビジネスで使う上で重要なセキュリティ面(入力したテキストが翻訳後にすぐ削除され、サーバーに保存されない)でも安心感があります。会社の機密情報を含む文書を翻訳にかけるのは、無料版だとちょっと怖いですからね。WordやPDF、PowerPointのファイルごと翻訳できるのも、業務効率化に直結する強力な機能です。
また、インプットした情報によるとVoicePingやオンヤクのようなツールは、ZoomやMS TeamsといったWeb会議ツールと連携して、リアルタイムでの文字起こしやAI要約までしてくれるみたいで、これはWeb会議が多い駐在員にとってはかなり業務が楽になりそうですね。タイ語だけでなく多言語に対応しているのも強みです。
有料プラン検討時の注意点
駐在員の私でも、日常業務の簡単なメールやチャット、社内での簡単な会話は、無料のDeepLやGoogle翻訳で十分なことが多いです。高機能な分、もちろん月額や年額で費用がかかるので、「自分の仕事に本当にその機能が必要か?」「費用対効果は見合うか?」は見極めたほうが良いかなと思います。まずは無料版やトライアル期間で、その精度や使い勝手を徹底的に試してみるのがおすすめです。
旅行で役立つカメラや写真翻訳

これはタイ旅行者には絶対に使ってみてほしい機能です!特にGoogle翻訳アプリのカメラ機能。これがあると、タイ旅行のハードルがぐっと下がると言っても過言ではありません(笑)。
アプリを開いてカメラアイコンをタップし、タイ語のメニューや看板にかざすだけで、元のタイ語の表示が、リアルタイムで日本語に置き換わって表示されるんです(AR翻訳と呼ばれたりします)。初めて見たときは、「SF映画みたいだ…」と本当に感動しました。
ローカルな食堂だと、メニューがタイ語オンリーのことが本当に多いので、この機能があるだけで注文できる料理の幅が格段に広がります。「読めないから指差しで適当に…」というギャンブルがなくなります(笑)。
写真翻訳も便利!
かざすだけのリアルタイム翻訳はスピーディですが、手ブレしたり、うまく認識しなかったりすることもあります。そんな時は、一度スマホで普通に写真を「カシャッ」と撮ってから、その画像をアプリで読み込ませる「写真翻訳」が便利です。Papagoなどにもこの機能はありますね。
これなら後でじっくり読めますし、認識精度も上がる気がします。ただし、手書きの崩した文字や、デザイン性の高いフォントは、さすがのAIでも読み取りが難しい場合があるので、そこはご愛嬌ですね。
学習目的に最適なアプリ機能

「タイにいるんだから、少しはタイ語を勉強したい!」という目的でアプリを探すのもアリですね。私も日々勉強中です…
翻訳アプリとは少し違いますが、インプット情報にあった「J-Doradic」は、タイ語の辞書アプリとしてとても優秀です。日タイ・タイ日の両方に対応していて、単に単語の意味を訳すだけでなく、豊富な例文も出てくるので、「この単語、どういう文脈で使うんだろう?」という時にすごく役立ちます。翻訳アプリで出てきた単語を、さらに深く「調べる」ために使うと、学習効率がアップしますね。
また、翻訳アプリのPapagoには「フレーズブック」機能があって、翻訳した結果やよく使う会話表現を「お気に入り登録」できます。挨拶や「お勘定お願いします」「辛くしないでください」といったよく使うフレーズを登録しておけば、自分だけのオリジナル単語帳みたいに使えて、学習にも便利ですよ。翻訳結果の発音を音声で確認できる機能も、シャドーイングの練習に使えます。
おすすめタイ語翻訳アプリと活用法
選び方がわかったところで、次は「じゃあ、具体的にどれがいいの?」という点について、私の独断と偏見も交えつつ(笑)、いくつか定番アプリを比較しながら、駐在員目線でのリアルな活用法を紹介しますね。
定番のおすすめアプリを比較
全部試すのは大変なので、まずはこの3つを押さえておけば間違いないかな、というアプリを、機能面で比較表にしてみました。どれも無料から使えるのが嬉しいところです。
| アプリ名 | テキスト精度 | 音声翻訳 | カメラ翻訳 | オフライン | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|---|
| Google 翻訳 | ◎ (自然) | ◎ (速い) | ◎ (AR機能が最強) | ◯ (要DL) | 旅行全般 (特にメニュー・看板) |
| Papago | ◎ (口語的) | ◎ (使いやすい) | ◯ (写真翻訳) | △ (一部のみ) | 日常会話 (チャット、学習) |
| DeepL 翻訳 | ◎ (非常に自然) | ◯ (アプリ版) | ◯ (写真翻訳) | △ (有料版) | ビジネス (メール、資料作成) |
私のリアルな使い分けとしては、こんな感じです。
- 街歩きやローカル食堂でメニュー解読 → Google翻訳のカメラ機能一択
- タイ人の友人とのLINEやチャット → Papagoでサクッと翻訳・作成
- 仕事でタイ語の長文メールを読む → DeepLのPC版(Webかアプリ)にコピペ
- タクシーで運転手さんに道順を説明 → PapagoかGoogle翻訳の音声翻訳
という感じで、一つのアプリに頼るのではなく、シーンによって使い分けるのが、一番賢い使い方かなと思います。全部無料でも使えるのが本当にありがたいですね。
オフラインでも使えるアプリ

旅行者にとって、これはかなり重要なポイントかもしれません。空港に着いたばかりでまだSIMカードを買う前や、電波の悪い地方に行ったときでも、翻訳機能が使えると精神的な安心感が違います。
この点で一番頼りになるのは、やはりGoogle翻訳です。事前にタイ語の言語データをダウンロードしておけば、機内モードや電波ゼロの状態でも、テキスト翻訳と(精度はオンライン時より少し落ちますが)カメラ翻訳が使えます。これはタイに来る前に、Wi-Fi環境がある日本で設定しておくのが絶対におすすめです。
Google翻訳オフライン設定の手順(ざっくり)
- Google翻訳アプリを開く
- 右上の自分のアイコン(または設定メニュー)をタップ
- 「ダウンロード済みの言語」を選択
- リストから「タイ語」を見つけて、ダウンロードアイコンをタップ
- ダウンロードが完了すればOKです!
(※アプリのバージョンによって手順が異なる場合があります)
DeepLも有料版(Pro)ならオフライン機能があったかと思いますが、旅行でサクッと使うなら、まずはGoogle翻訳のオフライン設定をチェックするのが良いかなと思います。
リアルタイムな音声翻訳のコツ
音声翻訳はすごく便利ですが、「うまく聞き取ってもらえない…」「変な翻訳になっちゃった」という時も、正直ありますよね。これはアプリのせいだけでなく、使い手側にもいくつかコツがあるかなと思います。
音声翻訳をうまく使うコツ
- はっきり、ゆっくり、区切って喋る: 早口すぎたり、一文が長すぎたりすると、AIが混乱しがちです。「私は昨日、市場で買ったマンゴーを食べました」より、「私は昨日、市場に行きました。(一呼吸)マンゴーを買いました。(一呼吸)食べました」と区切る方が、圧倒的に正確に伝わりやすいです。
- 周りの騒音に注意: マイクが周囲の雑音(車の音、店内のBGMなど)を拾うと、誤認識の原因になります。なるべく静かな場所で使うか、スマホのマイクに近づいて話すのが良いですね。
- 主語を意識する: 日本語は主語を省略しがちですが、翻訳させるときは「私は」「これは」など、主語を補ってあげる方が正確なタイ語になりやすいです。
あと、タイ語は男女で文末の丁寧語(女性は「カー」、男性は「クラップ」)が変わります。最近の翻訳アプリはこの辺もちゃんと訳してくれるものが多いですが、相手が話したタイ語を日本語に訳すとき、この語尾が聞こえると「あ、丁寧な話し方をしてくれてるな」と分かりますよ。こういう文化の違いも面白いですよね。
PCで使える翻訳ツール
駐在員として仕事をしていると、スマホアプリよりPCで翻訳機能を使いたい場面も非常に多いです。長いメールを読んだり、報告書を作成したりするときですね。
Google翻訳やDeepLは、Webブラウザ版がすごく優秀です。特にDeepLは、コピペした文章の翻訳精度が本当に高いので、タイ語のメールを読んだり、日本語で書いたメールをタイ語に訳したりするのに重宝しています。Chromeブラウザの拡張機能を入れておけば、Webページを丸ごと翻訳できたり、選択したテキストをすぐに翻訳できたりして便利です。
また、DeepLにはPC版のデスクトップアプリもあり、これを入れておくと「Ctrl + Cを2回押し」でコピーしたテキストを瞬時に翻訳できる機能などがあり、作業効率が爆上がりします。
さらに、インプット情報にあったVoicePingやオンヤクといったビジネス向けツールは、ZoomやTeamsと連携して会議の音声をそのまま翻訳・文字起こししてくれるみたいで、これはビジネス利用ならかなり強力なツールになりそうですね。タイ人スタッフとの会議だけでなく、他拠点の英語圏メンバーも交えた多言語会議でも活躍しそうです。
目的に合うタイ語翻訳アプリの活用
ここまで色々と紹介してきましたが、結論として、「最強のタイ語翻訳アプリはこれ!」と一つに決めるのは難しいかなと思います。
なぜなら、人によって使う目的やシーンが全く違うからです。
結局、どう使い分ける?
- タイ旅行で、とにかく困らないようにしたい!
→ Google翻訳をインストール。オフライン設定(タイ語DL)も忘れずに。ローカル食堂でカメラ翻訳を使いこなせれば上級者です! - タイ人の同僚や友人とチャットで交流したい!
→ Papagoがおすすめ。口語的で自然な翻訳が、スムーズなコミュニケーションを助けてくれます。 - 駐在員で、仕事のメールや資料を正確に読みたい!
→ DeepLが必須。PCのブラウザやアプリ版をメインに使い、セキュリティが気になるならPro版も検討しましょう。
大切なのは、自分の目的に合うタイ語翻訳アプリを見つけて、それを上手に活用することかなと思います。
ほとんどのアプリは無料で試せるので、まずはこの記事で気になったものを2~3個インストールして、実際に同じ文章や音声を翻訳させて「使い比べる」のが、自分にとってのベストなアプリを見つける一番の近道ですね!
便利なアプリを使いこなして、タイでの生活や旅行をもっと快適に楽しんでいきましょう!


