こんにちは。ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。
タイで暮らしていると、ショッピングモールなどで必ず目にする黄色い「8」の看板、タイ 8 番 ラーメン。タイ全土に多くの店舗があり、タイ人にも大人気ですよね。日本のラーメンが恋しくなった時、「気になるけど、メニューや値段は?」「日本の味と違うのかな?」「餃子やチャーハン、トムヤムクン味ってどうなの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。
私自身、何度も利用していますが、そのリーズナブルさと、どこで食べても味がブレない安定感から、つい足を運んでしまいます。「本格的なラーメン」とは少し違いますが、「そうそう、この味が食べたかった」と思わせてくれる、日本の日常の味なんですよね。この記事では、そんなタイの8番ラーメンについて、定番から限定メニュー、おすすめの品、そして正直イマイチだったメニューまで、私の実食レポートを交えて詳しく解説していきます。 もうすぐタイ旅行!必需品リストはこちら
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- タイ 8 番 ラーメンの歴史と店舗の場所
- ラーメンからサイドまでの全メニューと値段
- 実食に基づくおすすめメニューと正直な評価
- タイ限定メニューや注文時の注意点
タイ 8 番 ラーメンの基本情報
まずは、タイの食生活にすっかり溶け込んでいる「8番ラーメン」が、そもそもどんなお店なのか、基本情報から見ていきましょう。メニューや店舗の場所など、気になるポイントをまとめました。タイでの店舗数の多さには、私も最初驚きました。
8番らーめんとは?その歴史
「8番らーめん」と聞くと、タイのローカルチェーンかな?と思うかもしれませんが、実は日本の石川県が発祥のラーメンチェーンです。
その歴史は古く、1967年に石川県の国道8号線沿いに第1号店がオープンしたことから、「8番らーめん」という名前が付けられたそうですね。野菜をたっぷり使った「野菜らーめん」が看板商品です。
タイへの進出は1992年と、かなり早いです。第1号店はバンコクのシーロムコンプレックスにオープンしました。ということは、タイで既に30年以上も愛され続けている老舗ということになります。
現在ではタイ国内に160店舗近く(2024年時点)展開しており、日本人だけでなく、タイ人にとっての「日本のラーメン」の代表格のような存在になっているのがすごいですよね。(出典:株式会社ハチバン公式サイト)
タイ国内の主な店舗と場所
タイの8番ラーメンは、バンコク都心から地方まで、本当にどこにでもあります。大げさではなく、主要な街ならまず見つかると言っていいレベルです。
主な出店場所は、
- セントラル(Central)
- ロータス(Lotus’s)
- ビッグC(Big C)
といった、タイの主要なショッピングセンターや大型スーパーの館内(飲食店フロアや1階)です。買い物ついでにふらっと立ち寄れる、この手軽さがタイでもウケている理由の一つだと思います。
駐在員や旅行者の方がアクセスしやすい場所で言えば、シーロムコンプレックス(1号店)をはじめ、マーブンクロン(MBK)センター、セントラルワールド近くのビッグCラチャダムリ店、アソーク駅直結のターミナル21など、主要な商業施設には大抵入っています。
バンコクだけでなく、チョンブリ(シラチャ)やチェンマイ、プーケットなど、タイ全土を網羅しているので、旅行先でタイ料理にちょっと疲れた時にも頼りになりますよ。
全メニューと値段をチェック
8番ラーメンの最大の魅力は、なんといってもその豊富なメニューと圧倒的なリーズナブルさかなと思います。
ラーメンは、看板メニューの「8ちゃん麺」(野菜ラーメン)が、なんと65THB(約220円)という驚きの安さ。他にも、味噌、豚骨醤油、パイタン(白湯)、担々麺など、日本のラーメン屋さんに期待する一通りの味が揃っています。
もちろん、タイならではの「トムヤムクン・ラーメン」もあり、これも人気メニューの一つです。
ラーメン以外にも、餃子、チャーハン、唐揚げ、たこ焼き、野菜炒めなどのサイドメニューも充実しています。セットメニューも用意されているので、ラーメンと餃子、ラーメンとチャーハンといった、日本のラーメン屋での定番の組み合わせもお得に楽しめます。
【参考】主なメニューと価格帯
価格は店舗や時期によって変動する可能性がありますが、目安としてご覧ください。
| カテゴリ | メニュー名 | 参考価格 (THB) |
|---|---|---|
| ラーメン | 8ちゃん麺(野菜ラーメン) | 65 THB |
| 味噌ラーメン | 85 THB | |
| 豚骨醤油ラーメン | 90 THB前後 | |
| パイタン麺(白湯麺) | 90 THB前後 | |
| トムヤムクン・ラーメン | 110 THB前後 | |
| ざるらーめん | 88 THB | |
| サイドメニュー | 餃子(6個) | 63 THB |
| チャーハン | 100 THB | |
| 唐揚げ | 80 THB前後 | |
| セット | 餃子ざるセット | 180 THB |
注意:水と氷は有料です
タイのローカル食堂と違い、8番ラーメンでは無料の水やお茶のサービスはありません。これは他の日系チェーン(吉野家やCoCo壱番屋など)とも共通ですね。
飲み物が必要な場合は別途注文する必要があります。また、水(ペットボトル)を頼んでも、氷(ナムケーン)は別料金(3バーツ程度)がかかることがあるので注意しましょう。飲み物がいらない場合は、店員さんに「マイアオ(いりません)」と伝えれば大丈夫です。
餃子やチャーハンも美味しい?
ラーメン屋に行くと、餃子とチャーハンは外せませんよね。8番ラーメンのサイドメニューについても、正直にレビューします。
餃子

餃子は、小ぶりで野菜が多めの優しい味です。皮は薄めで、パリッと焼かれています。日本のラーメンチェーンで出てくるスタンダードな餃子で、クセがなく美味しいです。
ただ、6個で63THBと、ラーメンの安さと比べると「もうちょっと安ければ…」と正直思ってしまいます。ラーメンとセットで頼むのがお得かなと思います。
チャーハン

個人的に、8番ラーメンのチャーハンは「大当たり」だと思っています。
タイ料理にも「カオパット」という美味しいチャーハンがありますが、それとは全く別物。日本の町中華で食べる、あの香ばしい「焼きめし」の味がします。おそらく強火の中華鍋でしっかり炒められていて、パラパラ感と、醤油ベースの味付けが絶妙です。ラーメンのお供として、これ以上ない相棒ですね。タイ料理に詳しくない方でも、タイ料理のチャーハン(カオパット)との違いがはっきり分かる、日本の味です。
タイ限定トムヤムクン味の評価

タイの8番ラーメンに来たら、やはり試してみたいのがタイ限定の「トムヤムクン・ラーメン」です。
「どうせラーメンスープをトムヤム風にしただけでしょ?」と侮ってはいけません。ここのトムヤムラーメンは、スープがかなり本格的です。
ただ辛いだけでなく、レモングラスやこぶみかんの葉の香りがしっかり効いていて、酸味と辛味、そして旨味のバランスが良く、トムヤムクンとして普通に美味しいスープに仕上がっています。これに、あの8番ラーメン特有の中太麺が組み合わさっています。
大きなエビもゴロッと3尾ほど入っていて、食べ応えも十分。これは「タイ料理のトムヤムクン」が食べたい人にも、「日本のラーメン」が食べたい人にも、両方におすすめできる面白いメニューだと思います。タイならではの味として、一度試す価値は絶対にありますよ。
タイ 8 番 ラーメンのおすすめ紹介
さて、ここからは私(ポジオ)が実際に食べて感じた、タイ 8 番 ラーメンのおすすめメニューや、注文のコツなどを紹介していきます。もちろん、正直に「イマイチかも?」と思ったメニューもこっそりお伝えしますね。
おすすめメニュー実食レポート

色々なメニューがある中で、私が特におすすめしたいのは以下のメニューです。これらはリピート率が高いですね。
ポジオのおすすめメニュー

- 味噌ラーメン: これが私の一番好きかもしれません。注文すると中華鍋で野菜とスープを煮立てている音が聞こえてきますが、そのおかげか味噌の香ばしさを強く感じます。野菜もシャキシャキで、中太の麺によく合います。日本で食べる美味しい味噌ラーメンの味です。
- パイタン麺(白湯麺): 野菜がたっぷり乗った、優しい白湯スープのラーメン。日本の8番ラーメンでも人気だそうですね。塩味ベースのまろやかなスープが、疲れた胃に染み渡ります…。二日酔いの時なんかにも良さそうです。長崎ちゃんぽんのライト版、といった感じでしょうか。
- 五目らーめん: 野菜やエビ、イカなどの海鮮が入った「とろみ餡」がかかった、いわゆる「あんかけラーメン」です。麺に熱々の餡がよく絡んで、寒い日(タイにはあまりありませんが、冷房が効きすぎた店内)には最高です。火傷には注意してください(笑)。
- チャーハン: 先ほども触れましたが、パラパラで香ばしい日本のチャーハン。これはぜひ試してみてほしいです。ラーメンと一緒に頼んで、ミニチャーハンセットのようにして食べるのが定番です。
- 焼きそば: 隠れた名作だと思っています。タイの焼きそば「パッタイ」や「パットシーユー」とは全く違う、日本のソース味です。麺もモチモチしていて、紅生姜が良いアクセントになっています。無性にソース味が恋しくなったらこれですね。
正直おすすめしないメニューは?
これだけメニューがあると、当然「これは好みじゃなかったな…」というものも出てきます。あくまで私の個人的な感想ですが…
個人的にリピートはないかな…と思うメニュー
- 豚骨醤油ラーメン: メニュー写真だと、横浜家系ラーメンのような濃厚なビジュアルを期待するのですが、実際に食べてみると、スープのコクや深みが少し物足りない感じがしました。味が薄いわけではないのですが、期待していた「ガツンとくる豚骨感」は弱めでしたね。
- 鳥の唐揚げ: ある時サイドメニューで頼んでみたのですが、揚げすぎで衣が硬く、お肉のジューシーさもあまり感じられませんでした。たまたまその時の調理のブレだったのかもしれませんが…。チャーハンや餃子の方が満足度は高いかなと思います。
注文方法と注意点
注文は、メニューを指差しでOKです。タイ語が不安でも、全てのメニューに写真と(一部)日本語表記があるので安心ですね。いくつか知っておくと便利な小ネタを紹介します。
テーブルの調味料に「砂糖」

テーブルには、ラー油、お酢、コショウ、七味唐辛子(餃子のタレも)などに加えて、「砂糖」が置いてあります。これは、タイの方がクイッティオ(タイの麺)などを食べる時に、自分好みに味を「ปรุง(プルン)=調合」する文化があるためです。ラーメンにも砂糖を入れて甘くして食べる方が多いんですね。間違って入れないように注意しましょう(笑)。
「パック・ユッユッ」は通じる?
以前、「野菜大盛り(パック・ユッユッ)と頼めば無料で大盛りにしてくれる」という情報をネットで見かけて試したことがあるのですが、私の時は「???」という顔をされてしまい、うまく伝わりませんでした…。これは公式サービスではなく、店舗や店員さんによるローカルルールだったのかもしれません。期待しない方が良さそうです。
日本の幸楽苑と味は似てる?
この感覚、すごくよく分かります。私も初めて食べた時、「あ、この感じ、幸楽苑や日高屋に似てるかも」と思いました。
本格的な専門店というよりは、「安くて、早くて、そこそこ美味しくて、安心できる」という、日本の大衆的なラーメンチェーンの雰囲気と味にとても近いです。だからこそ、タイでこれだけ多くの人に受け入れられているんでしょうね。
家族連れでも入りやすい、ファミレス的な使い方ができるのも大きな魅力です。バンコクには専門店の美味しい豚骨ラーメンなども沢山ありますが、8番ラーメンはそれらとはまた違う「日常の安心感」を提供してくれる場所かなと思います。
タイ 8 番 ラーメンの持ち帰り情報
タイの8番ラーメンは、もちろん持ち帰り(テイクアウト)やデリバリーにも対応しています。
店頭で「カップ・バーン(持ち帰り)」または「テイクアウト」と伝えれば、麺とスープを別々の容器に入れてくれるなど、伸びないように配慮してくれます。
また、GrabFoodやFoodpandaなどのデリバリーアプリでも定番中の定番です。アプリを開けば、ほぼ確実に出てきますね。家から出たくない時や、ホテルでゆっくり食べたい時にも本当に便利です。Grabの使い方が不安な方は、以前まとめた記事も参考にしてみてください。
ただ、やはりラーメンは伸びてしまうので、個人的にはお店で食べるのが一番美味しいかなとは思います。チャーハンや餃子、焼きそばなどはデリバリーでも味が落ちにくいのでおすすめですよ。
まとめ:タイ 8 番 ラーメンは行くべきか
結論として、タイ 8 番 ラーメンは、「日本の本格的なラーメン」を求めていくと少し物足りないかもしれませんが、「日本の日常的なラーメン」が恋しくなったら、間違いなくおすすめできるお店です。
一杯数千円するような高級ラーメンではなく、日本で学生時代や仕事帰りに気軽に食べていた、あの「いつもの味」。それをこの価格で、タイのどこにいても、変わらずに楽しめるというのは、タイ在住者にとって本当にありがたい存在です。
タイ料理に少し疲れた時や、ショッピングモールで何を食べようか迷った時は、ぜひ一度、あの黄色い「8」の看板に吸い寄せられてみてくださいね。きっと、その安定感と懐かしさにホッとするはずです。


