タイ 航空のマイルについて調べているあなたは、「そもそもタイ航空のアライアンスはどこ?」「タイ航空でANAマイルはつく?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。また、タイ国際航空の必要マイル数はどのくらいか、JALマイルとの関連性、ANA 移行の可否についても気になるところでしょう。この記事では、タイ 航空のマイルに関する基本的な貯め方から、マイルで予約する具体的な使い方、さらには交換やANA 事後登録の方法まで、あなたの疑問を解消するために徹底的に解説します。 もうすぐタイ旅行!必需品リストはこちら
- タイ航空とANA・JALとのマイル提携関係
- タイ航空搭乗時のおすすめのマイルの貯め方
- 貯めたマイルの具体的な使い方と交換先
- ANAマイルを利用する場合の必要マイル数と事後登録の方法
タイ 航空 マイルを貯める基礎知識
-
- タイ航空のアライアンスは?
- タイ航空でANAマイルはつく?
- JALマイルは貯まるのか
- 基本的なマイル 貯め方
- ANA 事後登録の方法
タイ航空のアライアンスは?

タイ国際航空(タイ航空)のマイルを考える上で、まず理解すべきは航空連合(アライアンス)です。タイ航空は、「スターアライアンス(Star Alliance)」の創立メンバーの一員です。
スターアライアンスは、ANA(全日本空輸)をはじめ、ユナイテッド航空、シンガポール航空、ルフトハンザドイツ航空など、世界中の主要な航空会社が加盟する世界最大のアライアンスです。
このため、タイ航空を利用する際は、タイ航空独自のプログラムだけでなく、ANAを含む他のスターアライアンス加盟航空会社のマイルプログラムにマイルを加算するという選択肢が生まれます。どちらに貯めるのが自分にとって最適かを見極めることが、マイルを賢く活用する第一歩となります。
スターアライアンスの主な加盟航空会社
ANA、タイ航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、アシアナ航空、エアカナダ、ターキッシュエアラインズなど、多数の航空会社が加盟しています。
タイ航空でANAマイルはつく?

結論から言うと、タイ航空に搭乗してANAマイルを貯めることは可能です。前述の通り、タイ航空とANAは同じスターアライアンスに加盟している提携航空会社だからです。
タイ航空のフライトを予約する際、または空港でチェックインする際に、ANAマイレージクラブのお客様番号を提示(または入力)することで、マイルをANAの口座に直接加算できます。
ただし、マイルが積算される割合(積算率)は、購入した航空券の「予約クラス」によって大きく異なります。一般的に、運賃が高い予約クラスほど積算率は高く(100%や150%)、格安なエコノミークラスやツアー用の運賃では積算率が低い(50%、30%)、あるいは全く積算されない(0%)場合もあります。
予約クラスの確認は必須
タイ航空の航空券を予約する際は、その運賃がANAマイルの積算対象であるか、積算率は何パーセントかを必ず確認してください。積算対象外のチケット(予約クラスが O, I, R, X, L, K など)では、いくら搭乗してもANAマイルは1マイルも貯まらないため注意が必要です。
以下は、ANAマイレージクラブ公式サイトに記載されている、タイ国際航空(TG)搭乗時の主な積算率の一例です(2025年10月時点)。
| クラス | 予約クラス | 積算率 |
|---|---|---|
| ファーストクラス | P, A, F | 150% |
| ビジネスクラス | J, C, D, Z | 125% |
| ビジネスクラス | U | 70% |
| プレミアムエコノミー | R | 100% |
| エコノミークラス | Y, B, M, H, Q | 100% |
| エコノミークラス | K, T, S | 50% |
| 積算対象外 | O, I, X, E, N, L, W, V, G など | 0% |
※上記は一例です。最新の積算条件は、必ずANA公式サイトでご確認ください。
JALマイルは貯まるのか

タイ航空に搭乗して、JAL(日本航空)のマイルを貯めることは原則としてできません。
理由はアライアンスの違いにあります。タイ航空は「スターアライアンス」、JALは「ワンワールド(oneworld)」という別のアライアンスに加盟しています。
アライアンスが異なる航空会社間では、基本的にマイルの提携が行われていません。したがって、タイ航空のフライトマイルをJALマイレージバンク(JMB)の口座に加算することは不可能です。タイ旅行や出張でマイルを貯める際は、JALではなくANA(あるいは他のスターアライアンス系)のプログラムを選ぶ必要があります。
基本的なマイル 貯め方
タイ航空を利用する際のマイルの貯め方は、大きく分けて二つの選択肢があります。それは、「タイ航空独自のプログラムで貯める」か、「ANAなど提携航空会社のプログラムで貯める」かです。
1. タイ航空「ロイヤルオーキッドプラス(ROP)」で貯める
これはタイ航空独自のマイレージプログラムです。ROP会員になると、タイ航空やスターアライアンス加盟航空会社のフライトでROPマイルが貯まります。また、提携ホテル(アナンタラ、アコー系列など)の宿泊や、提携クレジットカードの利用でもマイルを貯めることが可能です。
メリット:
タイ航空の上級会員(シルバー、ゴールド)を目指しやすいです。ゴールド会員になれば、スターアライアンス・ゴールド資格も得られ、ANAラウンジを含む世界中のスターアライアンス系ラウンジが利用可能になります。
デメリット:
マイルの有効期限が3年間であり、延長などの手続きをしないと失効してしまいます。
2. ANAマイレージクラブ(AMC)で貯める
これは、タイ航空の搭乗マイルをANAの口座に加算する方法です。日本在住者にとっては、日常生活(クレジットカード決済、楽天ポイントからの交換、ANA便の国内線利用など)でもマイルを貯めやすいため、ANAマイルに集約する方が管理しやすいという大きなメリットがあります。
どちらで貯めるべき?
年に1〜2回程度のタイ旅行がメインであれば、日本国内で貯めやすく使い道も豊富なANAマイルに集約するのがおすすめです。
一方、タイ航空の利用頻度が非常に高い(出張など)方や、タイ航空の上級会員ステータスを目指したい方は、ロイヤルオーキッドプラス(ROP)での積算を検討すると良いでしょう。
ANA 事後登録の方法

タイ航空に搭乗した際、空港でANAマイルの登録を忘れてしまったり、システムエラーでうまく加算されなかったりした場合でも、搭乗後にマイルを登録(事後登録)することができます。
ANAマイルの事後登録は、搭乗日の3日後から6カ月以内に申請する必要があります。期限を過ぎるとマイルは加算できなくなるため、加算漏れに気付いたらすぐに対応しましょう。
ANAマイル事後登録の手順
- ANA公式サイトにログイン:
ANAマイレージクラブにログインします。 - 「マイル事後登録」へ進む:
メニューから「提携航空会社」の事後登録ページを選択します。 - 必要情報の入力:
搭乗日、便名(TGxxx)、搭乗区間、予約クラス、航空券番号(217で始まる13桁の番号)などを入力します。
手続きが完了すると、即時または数日~数週間でマイルが積算されます。
事後登録に必要な書類
申請がスムーズに承認されるよう、「eチケットお客様控」と「搭乗券(搭乗案内)」は、マイルが積算されるまで必ず保管しておいてください。特に航空券番号や予約クラスが記載された情報が必要になります。
郵送やメールでの申請も可能ですが、ANAウェブサイトからの手続きが最も早くて簡単です。
タイ 航空 マイルの効果的な使い方
- マイルの賢い使い方
- 特典航空券への交換
- マイルで予約する手順
- タイ国際航空の必要マイル数は?
- ANA 移行の可否
- 総括:タイ 航空 マイルの活用
マイルの賢い使い方

貯めたマイルの「使い方」は、マイルの価値を最大限に高める上で非常に重要です。タイ航空のROPマイル、あるいはタイ航空搭乗で貯めたANAマイル、どちらも主な使い道は共通しています。
最も価値が高いとされる使い方は、やはり「特典航空券(無料航空券)」への交換です。特に、航空券代金が高額になりがちなビジネスクラスやファーストクラスへの交換は、1マイルあたりの価値が数円から10円以上になることもあり、非常にお得です。
次いで人気なのが「座席のアップグレード」です。エコノミークラスの航空券を購入し、マイルを使ってビジネスクラスにアップグレードすることで、少ないマイル数で快適な空の旅を体験できます。(ただし、アップグレード可能な予約クラスの航空券を購入する必要があります)
その他のマイルの使い道(ROPの場合)
タイ航空のROPマイルには、他にも以下のような使い道があります。
- 提携ホテル宿泊券への交換
- 超過手荷物料金の支払い
- タイ航空ラウンジの利用クーポン
- タイ航空オリジナルグッズ(THAI SHOP)との交換
ただし、これらの使い道は特典航空券に比べて1マイルあたりの価値が低くなる傾向があります。
特典航空券への交換
マイルを特典航空券に交換する場合、「どのプログラムのマイルを使うか」によって交換先やルールが異なります。
1. ROPマイルで交換する場合
タイ航空(自社便)の特典航空券はもちろん、ANAを含むスターアライアンス加盟航空会社の特典航空券にも交換が可能です。
2. ANAマイルで交換する場合
ANA(自社便)の特典航空券のほか、「提携航空会社特典航空券」としてタイ航空のフライトにも交換できます。ANAマイルを使って、バンコクやプーケットへの往復航空券を手に入れることが可能です。
特典航空券の注意点
特典航空券は、マイルとは別に「燃油サーチャージ」や「空港税」などの諸税が別途必要になります。完全に無料になるわけではない点に注意が必要です。また、特典航空券として開放される座席数には限りがあり、連休や年末年始などの繁忙期は予約が取りにくい傾向があります。
マイルで予約する手順
マイルを使って特典航空券を予約する手順は、利用するプログラムによって異なります。
ANAマイルでタイ航空の特典航空券を予約する場合
最も一般的な方法です。ANAのウェブサイトから簡単に予約手続きが可能です。
- ANA公式サイトにログインし、「特典航空券」メニューに進みます。
- 検索画面で「提携航空会社」を選択します。
- 希望の搭乗日、出発地(例:羽田)、目的地(例:バンコク)を入力して検索します。
- 検索結果にタイ航空(TG)の便が表示されれば、そのまま画面の指示に従って予約を完了させます。
ROPマイルでタイ航空の特典航空券を予約する場合
タイ航空のロイヤルオーキッドプラス(ROP)公式サイトから手続きを行います。
- ROP公式サイトにログインします。
- 「Redeem Miles(マイルを使う)」のメニューから特典航空券(Award Travel)を選択します。
- 希望の便を検索し、マイルでの予約手続きを進めます。
予約のコツ
特典航空券の予約は、できるだけ早く(数ヶ月前)行うのが鉄則です。特にANAマイルを利用した提携航空会社特典は人気が高く、座席が埋まりやすいため、旅行の計画が決まったらすぐに空席を確認することをおすすめします。
タイ国際航空の必要マイル数は?
日本とタイ(バンコク)間を往復する場合、ANAマイルとROPマイルのどちらを使うかで、特典航空券に必要なマイル数が異なります。
結論から言うと、ANAマイルを使った方が、ROPマイルで交換するよりも少ないマイル数でタイ航空の特典航空券に交換できるため、非常にお得です。
以下は、日本(ゾーン1)とタイ(ゾーン3)間を往復する場合の必要マイル数の比較です。
| 利用プログラム | クラス | 必要マイル数(往復) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ANAマイル (提携航空会社特典) |
エコノミー | 35,000マイル | レギュラーシーズン |
| ビジネス | 60,000マイル | レギュラーシーズン | |
| ファースト | 105,000マイル | レギュラーシーズン | |
| ROPマイル (自社便特典) |
エコノミー | 45,000マイル | Saver Award |
| ビジネス | 75,000マイル | Saver Award | |
| ファースト | 130,000マイル | Saver Award |
※ANAマイルはシーズン(L/R/H)によって変動する場合がありますが、提携航空会社特典はシーズン制が適用されない場合があります。ROPも特典の種類(Saver/Standard)により変動します。上記はあくまで一例です。
日本在住者にはANAマイルが有利
この表からも分かる通り、特にエコノミークラスやビジネスクラスにおいて、ANAマイルで交換した方が圧倒的に少ないマイル数で済みます。タイ航空への搭乗マイルをANAに集約する大きなメリットがここにあります。
ANA 移行の可否

マイルの「移行」に関して、よくある誤解について解説します。
1. ANAマイル → ROPマイルへの移行
貯まっているANAマイルを、タイ航空のROPマイルに直接移行(交換)することはできません。
2. ROPマイル → ANAマイルへの移行
同様に、貯まっているROPマイルを、ANAマイルに直接移行することもできません。
マイレージプログラムは航空会社(またはアライアンス)ごとに独立しているため、異なるプログラム間でマイル残高を直接合算したり、移行したりすることは基本的に不可能です。
「移行」ではなく「交換」
「ANAマイルをタイ航空で使う」という場合、それはマイルを「移行」するのではなく、ANAマイルを「ANAの提携航空会社特典」というルールを使ってタイ航空の航空券に「交換」することを指します。
(補足:マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)のようなホテルポイントプログラムを経由すれば、ANAマイルやROPマイルのどちらにもポイントを移行できますが、交換レートや手数料が発生するため、一般的な方法ではありません。)
総括:タイ 航空 マイルの活用
タイ航空のマイルに関して、この記事で解説した重要なポイントをまとめます。
- タイ航空はANAと同じ「スターアライアンス」に加盟している
- タイ航空に搭乗してANAマイルを貯めることは可能である
- 予約クラスによってはANAマイルが積算されないため注意が必要
- タイ航空はアライアンスが違うためJALマイルは貯まらない
- マイルの貯め方はROP(タイ航空)かANA(提携)の二択
- 日本在住者ならANAマイルに集約するのが管理しやすくおすすめ
- ANAマイル登録を忘れたら搭乗後6カ月以内に事後登録を行う
- マイルの最も賢い使い方は特典航空券への交換
- 特にビジネスクラスへの交換はマイル価値が高い
- マイルで予約する際は燃油サーチャージ等が別途必要
- ANAマイルを使ってタイ航空の特典航空券を予約できる
- タイ国際航空の必要マイル数はROPよりANAマイル利用の方が少ない
- ANAマイルとROPマイルを相互に直接移行することはできない
- ANAマイルでの交換は「提携航空会社特典」という扱いになる
- 特典航空券は座席数限定のため早めの予約が必須


