こんにちは!ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。
タイ旅行や出張を控えて、現地のお金について調べている方も多いのではないでしょうか。タイのお金や単位について、バーツやサタンといった呼び方に慣れないうちは、日本円でいくらくらいなのか、支払いで困らないか不安になりますよね。
実際、現地での両替やレートの変動を気にしたり、チップの渡し方で悩んだりするのは、タイを訪れる誰もが通る道かなと思います。この記事では、私がタイで生活する中で身につけたリアルな感覚を交えて、タイのお金の単位や種類について分かりやすくお伝えします。最後まで読めば、現地での支払いや予算管理がぐっと楽になるはずですよ。
- タイの基本通貨単位であるバーツとサタンの仕組み
- 現在流通している紙幣と硬貨の種類や見分け方
- 旅行中に役立つチップの相場やクレジットカード事情
- お得な両替方法と現地の物価に合わせた予算の組み方
タイの通貨バーツ|タイのお金と単位の基礎知識
タイの通貨について、基本的なところからお話ししていきますね。まずは単位の呼び方や、私たちが普段使っているお金の種類を整理してみましょう。
通貨単位バーツとサタンの基本的な違い
タイの基本的な通貨単位は「バーツ(Baht)」です。記号では「THB」や「฿」と表記されます。まずはこのバーツさえ覚えておけば、日常生活で困ることはほとんどありません。
一方で、バーツよりも小さい単位として「サタン(Satang)」というものがあります。100サタンが1バーツに相当します。最近では、街中の屋台や一般の商店でサタンを使う機会は激減していますが、コンビニやスーパーマーケットの会計では「5.25バーツ」といった具合に端数が出ることがあり、今でも現役の単位として使われています。
サタンは主に「25サタン」と「50サタン」の硬貨として存在します。お釣りでもらうことはあっても、自分から支払う場面は少ないので、溜まってきたらスーパーのレジなどでまとめて出すのが賢いですよ。
日本円から換算する最新レートの確認方法
タイへ行く際に一番気になるのが、日本円とバーツのレートですよね。ここ数年は円安の影響もあり、以前に比べると「タイの物価が安く感じられなくなった」という声をよく耳にします。レートは日々変動しますが、計算を簡単にするために、私はいつも「1バーツ=約4.3円」前後(2024年現在)で頭の中で換算しています。
正確なレートを知りたいときは、以下の方法で確認するのがおすすめです。
- Google検索:「タイバーツ 円」と検索すれば、その瞬間の為替レートがすぐに表示されます。
- 通貨換算アプリ:「XE Currency」などのアプリを入れておくと、オフラインでも計算できて便利です。
- 両替所の公式サイト:バンコクで有名な「スーパーリッチ(SuperRich)」などのサイトを見ると、より実益に近いレートが分かります。
なお、数値データはあくまで一般的な目安ですので、実際の両替時には店頭の表示や公式サイトを必ずご確認ください。
タイで流通している紙幣の種類とデザイン
タイの紙幣は、すべて色が異なっているので、慣れてしまえば色だけで判別できるようになります。現在主に流通しているのは以下の5種類です。
| 金額 | 色 | 特徴 |
|---|---|---|
| 20バーツ | 緑 | 最もよく使う。チップや少額の支払いに。 |
| 50バーツ | 青 | ポリマー製(プラスチックのような素材)が多い。 |
| 100バーツ | 赤 | 非常に流通量が多い。食事代などに便利。 |
| 500バーツ | 紫 | 少し高額な買い物やディナーで使用。 |
| 1000バーツ | 茶・グレー | 最高額紙幣。屋台ではお釣りがないと言われることも。 |
デザインには、タイの現国王であるラーマ10世の肖像画が描かれています。タイでは王室への敬意が非常に重要ですので、紙幣を足で踏んだり、乱暴に扱ったりしないよう気をつけてくださいね。
支払いやお釣りで使う硬貨の種類と見分け方

硬貨は、10、5、2、1バーツ、そしてサタン(50、25)があります。特に間違いやすいのが「2バーツ硬貨」です。シルバーのものとゴールドのものがあり、サイズも1バーツと似ているので、支払い時にしっかり確認する必要があります。
10バーツ硬貨は、外側がシルバーで内側がゴールドの二色構造(バイメタル)になっていて、見た目が少し日本の500円玉に似ています。屋台やバス、古い自動販売機では小銭が必要になるシーンが多いので、私はいつもジップロックや小さめのコインケースに分けて持ち歩くようにしています。
観光客が知っておきたいタイのチップの相場
タイには日本のような「おもてなし」としてのサービス料が最初から含まれている場合もありますが、基本的には緩やかなチップ文化が存在します。「絶対に渡さなければならない」という法律はありませんが、感謝の気持ちを伝えるマナーとして捉えておくとスムーズです。
一般的なチップの目安
- ホテルのポーターやベッドメイキング:20〜50バーツ程度
- 古式マッサージ:50〜100バーツ程度(満足度に応じて)
- タクシー:お釣りの端数(数バーツ)を渡す程度
- レストラン:サービス料(Service Charge)が含まれていない場合、お釣りの小銭を残すか、代金の5〜10%程度
高級レストランなどでは会計に最初から10%のサービス料が含まれていることが多いため、その場合は二重に渡す必要はありません。レシートをチェックして「Service Charge」の項目があるか確認してみましょう。
クレジットカード決済の普及状況と注意点
最近のタイ、特にバンコク市内ではクレジットカードの普及がかなり進んでいます。デパート、スーパー、コンビニ、中規模以上のレストランであれば、ほとんどの場合カード払いが可能です。タッチ決済(Visaのタッチ決済など)も一般的になってきました。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 屋台や個人商店、地方のローカルマーケットでは依然として現金のみ。
- 少額の決済(例:100バーツ以下)ではカードが使えない、あるいは手数料を上乗せされる場合がある。
- スキミング防止のため、カードを店員の奥へ持っていかれるような場所では利用を控える。
私は普段、大きな支払いはカードで行い、屋台での買い食いやタクシー代のために現金を常に1,000〜2,000バーツ程度は持ち歩くようにしています。これくらいのバランスが一番安心かなと思います。
両替や物価情報までタイのお金と単位の役立つ知識
基本を押さえたら、次は実践編です。どこで両替するのがお得なのか、現地の物価はどれくらいなのかといった、より踏み込んだ知識をシェアします。
お得に両替するための場所選びとポイント
「どこで両替するのが一番お得ですか?」というのは、駐在員の私もしょっちゅう聞かれる質問です。結論から言うと、「日本の空港での両替は避けるべき」です。レートが非常に悪いため、タイに到着してから現地で両替するのが鉄則です。
バンコクのスワンナプーム空港に到着したら、地下1階(エアポートレイルリンクの駅近く)にある「SuperRich(スーパーリッチ)」などの民間両替所を探してみてください。空港の上層階にある銀行のカウンターよりも、明らかにレートが良いことが多いです。市内に移動してからは、アソークやサイアム周辺にある評判の良い両替所を利用するのがベストですね。
現地で戸惑わないための金額の数え方や書き方
タイの数字の書き方自体は、基本的に私たちが普段使っているアラビア数字と同じです。ただ、ときどきお寺や古い施設、公的な書類などで「タイ数字」が使われていることがあります。観光客がよく目にするのは、市場の価格表示などでしょうか。
また、タイ語で金額を言うとき、1,000は「ヌン・パン」、10,000は「ヌン・ムーン」と言います。大きな桁になると混乱しやすいので、計算機(電卓)を見せ合って確認するのが確実です。タイの人たちはフレンドリーなので、スマホの画面を見せれば笑顔で対応してくれますよ。
渡航前に把握しておきたい現地の物価目安
タイの物価は、日本に比べればまだ安いですが、場所や質によってピンキリです。お金の単位バーツの感覚を掴むために、一般的な物価の目安を知っておきましょう。
| 項目 | 価格の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 屋台のご飯 | 50〜80バーツ | カオマンガイやパッタイなど。 |
| 水(500ml) | 7〜10バーツ | コンビニで購入した場合。 |
| ビール(缶) | 40〜60バーツ | シンハーやチャーンなど。 |
| マッサージ(1時間) | 250〜400バーツ | 街中の一般的なお店。 |
| タクシー初乗り | 35バーツ | 最近は配車アプリ「Grab」も人気。 |
これらを見ると、日本円で数百円あれば一通りのことができてしまうのがタイの魅力ですね。ただし、ホテルのレストランやおしゃれなルーフトップバーに行くと、日本以上の価格になることもあるので、予算には余裕を持っておきましょう。
屋台や市場でのスムーズな現金払いのコツ
屋台で買い物をする際、最高額の1,000バーツ紙幣を出すのはあまりおすすめしません。お釣りがないと言われて困ってしまうケースが多いからです。できるだけ20バーツや100バーツの小額紙幣を多めに持っておくのが、スマートに支払うコツです。
また、最近のタイでは「PromptPay(プロンプトペイ)」というQRコード決済が爆発的に普及しています。現地の銀行口座がないと使えないことが多いのですが、旅行者でも「TrueMoney Wallet」などのサービスを介して利用できる場合があります。とはいえ、やはり観光客にとっては現金が最強の決済手段であることに変わりはありません。
旅行準備に役立つタイのお金と単位のまとめ
ここまで、タイのお金と単位について、現地の生活者としての視点で解説してきました。最後に、出発前に覚えておきたいポイントを整理しますね。
- 基本単位はバーツ。100サタンが1バーツ。
- 紙幣は色で判別。20、100バーツは常に多めに。
- チップは無理のない範囲で。基本は20〜100バーツ程度。
- 両替は現地のレートの良い両替所で行う。
- クレジットカードも使えるが、現金は必ず持ち歩く。
タイのお金や単位に慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、色とりどりの紙幣やユニークな硬貨を使いこなすのも旅の醍醐味の一つです。この記事が、皆さんのタイ旅行をより楽しく、安心なものにする助けになれば嬉しいです!
なお、記載した物価やレートはあくまで執筆時点の一般的な目安です。正確な情報はタイ中央銀行の公式サイト等をご確認いただき、最終的な旅の予算判断はご自身の責任で行ってくださいね。困ったことがあれば、ホテルのスタッフさんなどに相談してみるのも一つの手ですよ。


