こんにちは。ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。
転職の面接で「いつから働けますか?」と聞かれると、本当にドキッとしますよね。「これって合格フラグなの?」と一瞬期待が膨らむ半面、どう答えるのが正解か分からず、答え方次第では「不採用」になるかも…と、急に不安に襲われる方も多いかなと思います。
実際のところ、在職中や離職中といった今の状況によっても最適な答えは変わってきますし、3ヶ月後や2ヶ月、1ヶ月といった具体的な期間をどう伝えるかにも頭を悩ませますよね。
「有給消化のことは正直に言っていいんだろうか…」「もし『未定です』と答えたら、印象は最悪?」「逆に、この質問が聞かれていない場合は、もうその時点で不採用ってこと…?」
考え始めると、本当にキリがありません。この質問に隠された面接官の本当の理由や意図を理解しておかないと、せっかく面接がうまく進んでいたとしても、最後の一言でチャンスを逃してしまうかもしれません。
この記事では、「いつから働けますか」という、あの緊張する質問で不採用を避けるための具体的な答え方や、面接官を納得させるポイントを、私の視点でできるだけ詳しくまとめてみました。
- 面接官が「いつから働けますか」と聞く本当の意図
- これだけは避けたい!不採用につながるNG回答パターン
- 【状況別】好印象を与えるための具体的な回答例文(在職中・離職中)
- 入社時期の交渉や、角が立たない有給消化の伝え方
転職で「いつから働けますか」と聞かれ不採用になる理由
この質問、実は「合格フラグ」と喜ぶのはまだ早いかもしれません。もちろん、合否以前に、企業側が採用計画や研修日程を組むための、純粋な事務的確認であることも多いんです。
ですが、その答え方次第では、「あれ?この人、うちに来る気があまりないかも…」とか「ちょっと計画性がないかな…」と面接官に思われてしまい、それが不採用の引き金になってしまうケースもゼロではありません。
まずは、面接官がなぜこの質問をするのか、その意図と、私たちがうっかりやりがちなNG回答について、深く掘り下げて見ていきましょう。
面接官が聞く理由と本音

面接官が「いつから働けますか?」と質問するのには、もちろん複数の理由があります。大きく分けて、会社の都合である「表向きの理由」と、あなたの本気度を探る「本音」が隠されていることが多いですね。
表向きの理由(会社側の都合)
まず、企業組織として、純粋に確認しなければならない事務的な理由です。
- 採用計画の確定: 現場からは「早く人が欲しい!」と突き上げられているケースも多いです。いつから人員が補充できるのかを確定させないと、現場のシフトや業務分担の調整ができません。
- 社内稟議や受け入れ準備: 採用には「稟議書」という社内決裁が必要な場合がほとんどです。「いつから、いくらで雇うのか」を決裁するために、入社日は必須情報。また、PCの手配、デスクの確保、IDの発行など、受け入れ準備にも時間が必要です。
- 研修日程の調整: 特に中堅〜大手企業では、中途入社者向けの研修が特定の日にまとめて組まれていることがあります。その研修日程に合わせられるかを確認する意図もありますね。
面接官の本音(あなたを知りたい)
そして、事務的な理由と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが、面接官があなたの「内面」を探ろうとする「本音」の部分です。
面接官が本音で探りたいこと
- 入社意欲(本気度)の確認: これが一番大きいかもしれません。「本当に入社する気があるのか?」を、回答の具体性や熱意から探っています。「すぐに入社したい」という姿勢は、そのまま志望度の高さとして受け取られます。
- 他社の選考状況の把握: 「入社まで時間がかかる」という回答は、「他社の結果待ちかな?」と推測されます。逆に「最短で」と答えれば、「ウチが第一志望なのかな」と好印象につながることもあります。
- 退職交渉・準備の進捗確認(在職中の場合): 「もう退職交渉に入っているのか」「引き継ぎの目処は立っているのか」など、あなたの計画性や、今の職場とスムーズに話を進められる「交渉力」のようなものも見ています。
特に「本気度」については、言葉だけでなく、その時の表情や声のトーンからもシビアに評価されている、と思った方がいいかもしれませんね。
不採用になるNG回答例

では、具体的にどういう答え方が「この人はダメかも…」と不採用につながりやすいのでしょうか。私が転職活動の端くれとして「これはマズイだろうな」と思う回答を、その理由とセットでピックアップしてみました。
| NG回答例 | 面接官が抱く懸念 |
|---|---|
| 「わかりません」 | 計画性がない。社会人としてのスケジュール管理能力を疑われる。 |
| 「まだ決めていません」 | 入社意欲が低い。他社と天秤にかけているのが見え見え。 |
| 「ちょっと考えさせていただけますか」 | 優柔不断。この場で即答できない=志望度が低いと判断される。 |
| 「〇〇社の結果が出てから決めたいです」 | 正直すぎる。完全に「滑り止め」扱いされていると感じ、不快感を持つ。 |
| 「有給が全部消化できるまで待ちたいです」 | 権利の主張が強すぎる。会社の都合より自分の都合を優先するタイプと見なされる。 |
いかがでしょうか。こうした回答は、総じて「計画性がない」「入社意欲が低い」「自己中心的」というネガティブな印象を与えてしまう可能性が非常に高いです。
面接官からすると、「こんなに曖昧な回答をする人を採用しても、本当にウチに来てくれるんだろうか?」「入社後も、自分の都合ばかり優先するんじゃないか?」と、大きな不安要素になってしまいますよね。
「未定です」がNGな理由
NG回答例の中でも、特に使いがちだけど避けるべき言葉が「未定です」かなと思います。
なぜなら、面接官は「いつ入社できるか」という具体的な情報を元に、次のアクション(稟議、研修調整、現場への連絡)を起こしたいのに、「未定」と言われてしまうと、全てのタスクがストップしてしまうからです。
「未定です」という一言が与える悪影響は、主に以下の2点です。
- 志望度が低いと見なされる: 「まだ他社と迷っていて、入社日を決められない(=ウチは第一志望ではない)」と、ほぼ確実に受け取られます。面接官も採用のプロですから、その裏にある「他社も受けてます」という意図はすぐに見抜いてしまいます。
- 計画性・段取りの悪さが露呈する: (特に在職中の場合)退職交渉や引き継ぎのスケジュールについて、全く考えていない、あるいは行動に移していない、と判断されます。「この人は仕事の段取りも悪いのでは?」と、ビジネススキルそのものを疑われる可能性すらあります。
こうしたネガティブな印象を与えてしまうと、「この応募者を採用するのは不安定な要素(リスク)が多い」と判断され、他のスキルが十分であっても、不採用の決定的な理由になり得ます。
もし本当に時期が読めない状況だったとしても、「未定」と即答するのではなく、「内定をいただけた場合、最短で〇日を目指して調整します」といった、前向きな姿勢を見せることが重要ですね。
有給消化の伝え方に注意

在職中の方にとって、有給休暇の消化は大きな関心事ですよね。もちろん、これは労働者に与えられた正当な権利です。年次有給休暇の取得は、法律でも推奨されています(出典:厚生労働省『年次有給休暇の付与日数は法律で決まっています』)。
ですから、有給消化をすること自体は、全く問題ありません。ただ、問題になるのは、その「伝え方」なんです。
避けるべき伝え方(権利の主張)
「有給が〇日残っていますので、それを全部消化しきってから入社したいと考えています。なので、入社は〇月〇日以降になります」
このように、自分の権利だけをストレートに主張するような言い方は、面接官に良い印象を与えません。「会社の都合よりも、自分の休みを確保することが最優先なんだな」と受け取られ、入社意欲を疑われたり、「協調性がないかも」と思われたりするリスクがあります。
好印象を与える伝え方(相談ベース)
もし有給消化を考慮に入れたい場合は、あくまで入社意欲を最優先する姿勢を見せた上で、「相談」という形で切り出すのがベターです。
有給消化のスマートな伝え方(例)
「入社日は、御社の規定やご希望に、可能な限り早く合わせたいと考えております。
その上で、誠に恐縮ですが、現在の職場の引き継ぎ期間と合わせて、有給消化のために〇日間ほど調整させていただくことは可能でしょうか? もちろん、御社の入社スケジュールを最優先に調整いたします」
このように、「まずは御社の希望を最優先します」というスタンスを明確に示すことが、角を立てずに自分の希望も伝えるコツかなと思います。
3ヶ月後は遅い?入社時期

「入社まで3ヶ月」という期間は、率直に言って、多くの企業にとっては「遅い」と判断される可能性が高いかなと思います。
企業側としては、欠員補充や新規プロジェクトの立ち上げなど、「今すぐ人が欲しい」という切実な事情がある場合がほとんどです。採用市場はスピードが命。3ヶ月も待っている間に、もっと早く入社できる別の優秀な候補者が見つかってしまうかもしれません。
ただし、これも「伝え方次第」で、ピンチをチャンスに変えることができます。
単に「3ヶ月後になります」と伝えるのではなく、面接官が納得できるだけの正当な理由があれば、逆に評価が上がるケースもあるんです。
3ヶ月後でも「責任感がある」と評価される理由例
- 大規模プロジェクトの完遂: 「現在、〇〇という大規模プロジェクトのリーダーを任されており、これが〇月末に完了予定です。私が抜けることでプロジェクトに穴を開けるわけにはいきませんので、後任への引き継ぎを完璧に完遂させるために、恐れ入りますが3ヶ月ほどお時間をいただきたく存じます」
- 就業規則と円満退職: 「現職の就業規則で『退職の申し出は3ヶ月前まで』と厳格に定められております。これまでお世話になった会社ですので、規則に則り、後任の採用や引き継ぎも含めて円満に退職したく、最短で〇月〇日となります」
このように、「現職に対する責任感」や「ルールを守る誠実さ」をアピールする形であれば、面接官も「この人は信頼できるな」「ウチに入社してからも、最後まで責任を持って仕事をしてくれるだろう」と、ポジティブに評価してくれる可能性があります。
とはいえ、3ヶ月以上待ってくれるかどうかは、本当に企業の緊急度によります。もし可能であれば、1〜2ヶ月以内を目標に調整する努力を見せるのが、転職活動のセオリーとしては無難かもしれませんね。
転職と「いつから働けますか」不採用を避ける回答術
それでは、具体的にどう答えれば「この人、欲しい!」「入社意欲が高い!」と思ってもらえるんでしょうか。
「在職中」と「離職中」、それぞれの状況別に、不採用を避けて好印象を残すための「勝ちパターン」の回答例を考えてみましょう。これはあくまで一例ですが、あなたの状況に合わせてアレンジする際の参考にしてみてください。
合格フラグとの関係性
まず、誰もが気になる「これって合格フラグなの?」という点について、もう少し深く掘り下げておきます。
「いつから働けますか?」と聞かれたら、やっぱり期待しちゃいますよね。私の経験や、転職エージェントの方から聞いた話などを総合すると、これは「合格フラグである可能性も、そうでない可能性も、五分五分」というのが正直なところかなと思います。

合格フラグの可能性が高いケース
面接官があなたを「ぜひ採用したい」と強く考えていて、具体的な採用プロセス(次のステップ)に進むために聞いている場合です。この場合、以下のような質問がセットで来ることが多いかもしれません。
- 「希望年収は(弊社の規定内ですが)いかがでしょうか?」
- 「勤務地(〇〇オフィス)は問題ないですか?」
- 「入社後のオリエンテーションは〇日からですが…」
このように、入社が現実的になった前提での具体的な話が出始めたら、合格フラグの可能性は高いと見ていいかもしれません。
合格フラグとは限らないケース
一方で、以下のような場合は、合否とは関係なく質問されている可能性が高いです。
- 単なる事務的な確認: 採用計画を立てるため、面接官のマニュアルとして「全員に聞く」ことになっているケース。一次面接などでよくあります。
- 入社意欲を測るための「揺さぶり」: あえてこの質問をして、あなたの回答の具体性や熱意、計画性を見極めようとしているケース。ここで曖昧な回答をすると、減点されてしまいます。
以前、私もタイでの転職活動について色々考えたことがありますが、結局は海外転職の面接で本当にアピールすべきことって、こうした個別の質問へのテクニック以前の、根本的な強みや熱意だったりしますからね。
結論として、この質問だけで一喜一憂せず、「あくまで面接の評価項目の一つ」として、誠実かつ具体的に、そして熱意を持って回答することに集中するのが一番ですね。
在職中のベストな答え方

現在、お仕事を続けている方が、この質問に答えるのが一番悩ましいですよね。まだ上司に何も伝えていない段階で、明確な日付を約束するのは難しいです。
この場合、「明確な日付」を無理に言うのではなく、「入社までの最短期間」と「入社意欲」、そして「現職への責任感」の3点をバランス良く伝えるのがベストかなと思います。
在職中のベスト回答例
「(まず入社意欲を示す) はい、ぜひ御社で働きたいと強く思っております。入社日につきましては、御社の規定に可能な限り早く合わせられるよう調整いたします。
(次に具体的な期間と計画性を示す) 現在、在職中のため、内定をいただけましたら、速やかに現職の上司に退職の意向を伝え、交渉を開始いたします。
(最後に責任感を示す) 現在の業務の引き継ぎや、後任への教育、そして就業規則(※)を考慮しますと、最短で1ヶ月半〜2ヶ月ほどで入社できるのではないかと考えております」
(※もし就業規則で「〇ヶ月前」と決まっているなら、それを具体的に伝えると説得力が増します)
この回答のポイントは、以下の3つです。
- 「速やかに交渉を開始する」という言葉で、行動力と本気度を示す。
- 「1ヶ月半〜2ヶ月」という、具体的かつ現実的な期間を提示する。
- 「引き継ぎを考慮する」という一言で、現職をおろそかにしない責任感をアピールする。
円満退職は、次の職場での良いスタートを切るためにも非常に重要です。そのあたりの「筋を通す」姿勢は、新しい職場の上司(=面接官)にも必ず良い印象を与えます。円満退職のコツを意識しながら、誠実なスケジュール感を伝えるのが大事だと思います。
離職中「明日から」の評価

すでに前の会社を退職されている、あるいは現在無職の場合は、在職中の人にはない最大の武器、それは「スピード」です。
企業側も、離職中の人を採用する場合は「すぐにでもジョインしてほしい」と期待しているケースが多いため、その期待に応える姿勢を見せることが最大のチャンスになります。
以前、ある面接官の方から聞いた話で、「『明日からでも行けます』と、覚悟を決めて即答した候補者がいた。その熱意と覚悟が素晴らしく、スキル評価も相まって即採用を決めた」というケースがあるそうです。これは本当に強いですよね。
ただし、誰しもが「明日から」と言える状況ではないかもしれません(例えば、役所の手続きや、家族の用事、引越しなど)。その場合でも、「即時性」と「具体性」を意識して回答することが重要です。
離職中の好印象な回答例
- (本当にすぐ行ける場合) 「はい、すでに退職手続きはすべて完了しておりますので、即日入社可能です。明日からでも勤務できます」
- (少し準備期間が欲しい場合) 「現在、引越しを〇月〇日に予定しております。そのため、〇月〇日以降であれば、いつでも入社可能です」
- (具体的な日付を提示する場合) 「はい、御社の規定に合わせて、いつでも入社可能です。例えば、来週の月曜日(〇月〇日)からすぐにでも勤務を開始できます」
このように、具体的な日付を明確に伝えることが、面接官に安心感と「この人はすぐに戦力になってくれる」という期待感を与えることにつながります。
2ヶ月・1ヶ月の回答例
在職中の方にとって、最も現実的で、交渉の落とし所になりやすいのが「1ヶ月」や「2ヶ月」というラインかなと思います。
ここで少し法律的な話をすると、日本の民法上では、期間の定めのない雇用契約(いわゆる正社員)は、退職の申し出から2週間が経過すれば、会社の合意がなくても退職できることになっています(民法第627条)。
…とはいえ、これはあくまで法律上の話。社会人としてのマナーや、業務の引き継ぎ、会社の就業規則(「退職は1ヶ月前までに申し出ること」など)を考えると、現実的ではありませんよね。
多くの企業では、就業規則に則った「1ヶ月〜1ヶ月半」を現実的な最短ライン、「2ヶ月」あれば引き継ぎも含めて比較的余裕を持って円満退職ができる、という感覚でしょうか。
「1ヶ月後」と答える場合(スピード重視)
「現職の就業規則では、退職の1ヶ月前までに申し出ることになっております。業務の引き継ぎを迅速に行い、内定をいただいてから最短で1ヶ月後の入社を目指します」
→ 「1ヶ月」は、企業側にとっても「早い」と感じる期間であり、スピード感を評価してもらえます。ただし、本当に1ヶ月で引き継ぎが終わるか、しっかり見通しを立てておく必要がありますね。
「2ヶ月後」と答える場合(誠実さ重視)
「後任者への引き継ぎに万全を期し、現職に迷惑をかけずに退職したいため、大変恐縮ですが、内定をいただいてから2ヶ月ほどお時間をいただけますと幸いです。もちろん、後任の決定時期などによっては前倒しできるよう、最大限調整いたします」
→ 「2ヶ月」は、企業によっては「少し遅い」と思われる可能性もあります。そのため、「最大限調整する」という柔軟な姿勢を最後に付け加えることが非常に重要です。これにより、「単に待たせる」のではなく、「企業側の事情も配慮している」という印象を与えられます。
聞かれないのは不採用?
最後に、逆に、面接で「いつから働けますか?」と一切聞かれなかった場合。これはこれで、面接が終わった後、帰り道でずっと不安になりますよね…
「自分に全く興味がないから、入社時期なんてどうでもいいと思われたのかな…」と、不採用フラグだと感じてしまうかもしれません。
ですが、慌てるのはまだ早いです。これにもいくつかの可能性が考えられます。
「いつから働けますか」と聞かれない理由パターン
- 不採用フラグの場合(残念ながら…): これが一番考えたくないパターンですが、面接の早い段階で「この人はちょっとウチの求める人物像と違うな」と判断され、入社時期の調整が不要になったケース。
- 面接官が単に忘れた場合(意外とある): 面接官も人間です。あなたとの会話が別の話題で盛り上がりすぎたり、時間が押したりして、マニュアルにあった事務的な確認をうっかり忘れることもあります。
- 次のステップで聞く場合(フローの問題): 一次面接(現場担当者)ではスキルや人柄を中心に見極め、入社時期などの事務的な調整は、二次面接や最終面接で人事担当者がまとめて確認する、という採用フローになっているケース。
このように、聞かれないからといって、必ずしも不採用とは限りません。特に3の「次のステップで聞く」パターンは、大手企業や採用フローがしっかりしている企業ではよくあることです。
もし、面接の最後に「何か質問はありますか?」と逆質問の時間が設けられ、かつ、あなたがその企業への入社意欲が非常に高いのであれば、「もし仮に、ご縁をいただけた場合、入社日の目安はいつ頃を想定されていらっしゃいますでしょうか?」と、こちらから謙虚に聞いてみるのも一つの手かもしれませんね。(ただし、これは聞き方やタイミングを誤るとガツガツして見えるので、少し上級者向けかもしれませんが…)
「転職 いつから働けますか」で不採用を回避する鍵
ここまで長々と見てきましたが、転職面接で「いつから働けますか」と聞かれた際に、不採用を回避するための鍵は、結局のところ、以下のシンプルな3つのポイントに集約されるかなと思います。
不採用を回避する「3つの鍵」
- 【具体性】明確な時期(あるいは最短期間)を示すこと: 「未定」「わからない」といった曖昧な回答は絶対にNGです。「〇月〇日」や「内定をいただいてから最短〇ヶ月」と、面接官が次のアクションに移れる具体的な情報を提供しましょう。
- 【熱意】高い入社意欲を見せること: 「御社の希望に可能な限り合わせたい」「すぐにでも貢献したい」という前向きな姿勢を、言葉と態度で示しましょう。企業側は、熱意のない人より、熱意のある人を採用したいものです。
- 【責任感】(在職中の場合)現職への誠実さを見せること: 「引き継ぎを完遂させる」という、今いる場所への責任感は、「次の職場でも信頼できる」という評価に直結します。円満退職を目指す姿勢は、必ずプラスに働きます。
結局のところ、面接官は「この人と一緒に働きたいか」「この人は信頼できるか」を見ています。
入社時期という一つの質問に対しても、ただ日程を答えるのではなく、あなた自身の「誠実さ」「計画性」「熱意」をしっかり乗せて回答することが、不採用を避けて内定を掴むための、何よりの近道なんだろうなと思います。
とはいえ、こうした入社時期の交渉や、有給消化のデリケートな伝え方に自信がない…という場合は、転職エージェントに相談してみるのも非常に良い方法です。
彼らは採用のプロであると同時に、企業側の採用スケジュールや「どれくらい待てるか」といった内部事情を把握していることが多いです。あなたの代わりに、角が立たないように入社時期の調整や交渉を行ってくれることもあるので、不安な方は頼ってみるのも賢い選択ですね。
この記事は、あくまで私個人の見解や集めた情報に基づいていますので、一つの目安として参考にしていただければ幸いです。最終的な判断や、大切な入社時期の交渉は、ご自身の状況に合わせて、慎重に行ってくださいね。


