タイ語日常会話一覧|基本の挨拶とシーン別まとめ【保存版】

タイ生活

こんにちは。ポジオのタイ駐在日記、運営者の「ポジオ」です。

タイ旅行や駐在が決まって、現地の言葉について調べていると「タイ語の日常会話一覧」を探している方も多いんじゃないでしょうか。タイは微笑みの国と言われますが、いざ現地に行っても、言葉が全く通じないとやっぱり不安ですよね。特に、現地の屋台やタクシーでは英語が通じないことも多々あります。

基本的な挨拶や、レストランでの注文、買い物で使う簡単なフレーズだけでも知っておきたいと思うのは当然かなと思います。

私自身、タイに来たばかりの頃は「こんにちは」や「ありがとう」は辛うじて言えても、数字の数え方や、ちょっとした質問ができなくて冷や汗をかいた経験が何度もあります。単語帳を見て暗記しても、いざ会話となるとフレーズとしてパッと出てこないんですよね。

この記事では、タイ駐在経験のある私が、旅行や生活のスタートで「これだけは絶対に使う!」と実感したタイ語の日常会話を一覧でまとめました。難しい文法用語は一切抜きにして、明日からすぐに使える実践的なものだけを厳選していますので、ぜひブックマークして旅のお供にしてくださいね。 もうすぐタイ旅行!必需品リストはこちら

  • 旅先で必須となる基本の挨拶とマナー
  • レストランや買い物で使えるシーン別フレーズ
  • タイ語の数字の数え方や簡単な質問の仕方
  • 知っておくとタイ人が笑顔になる「マイペンライ」の意味

旅の基本タイ語日常会話一覧

まずは、タイのスワンナプーム空港に着いたその瞬間から使える、超基本のフレーズを見ていきましょう。これだけ覚えておけば、ホテルへの移動やチェックイン、現地の人との最初のコミュニケーションがぐっとスムーズになりますよ。

こんにちは、ありがとうの挨拶

タイ語のコミュニケーションにおいて、絶対に欠かせないのが挨拶です。ここをしっかり押さえるだけで、タイの方々の対応が驚くほど優しくなります。

基本の2大フレーズ

「サワディー(สวัสดี)」

これは「こんにちは」という意味です。英語の「Hello」にあたりますが、タイ語の素晴らしいところは、朝のおはよう、昼のこんにちは、夜のこんばんは、そして別れ際のさようならまで、すべてこの一言で済む点です。時間帯によって言葉を変える必要がないので、迷わず使えますね。

「コップン(ขอบคุณ)」

こちらは「ありがとう」という感謝の言葉です。お店で商品を受け取った時、タクシーを降りる時、ホテルのドアを開けてもらった時など、笑顔で言えるととてもスマートです。

語尾の「クラップ/カー」は魔法の言葉

タイ語を話す上で最も重要なのが、文末につける「丁寧語」です。これがあるかないかで、相手に与える印象が「乱暴な人」から「礼儀正しい人」へと劇的に変わります。

【超重要】性別による使い分け

自分の性別によって、使う言葉が固定されています。

  • 男性の場合: ~クラップ(ครับ)
    ※発音は「カップ」と聞こえることも多いです。唇を閉じて終わります。
  • 女性の場合: ~カー(ค่ะ)
    ※語尾を少し下げるように発音すると上品です。

例えば、男性なら「サワディー・クラップ」、女性なら「サワディー・カー」となります。最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、これをつけないと「おい、こんにちは」くらいのぶっきらぼうなニュアンスになりかねないので、必ずつける癖をつけましょう。

合掌(ワイ)でさらに印象アップ

タイでは挨拶の際に、胸の前で手を合わせる「ワイ(合掌)」という習慣があります。相手が目上の人の場合や、感謝の気持ちを深く伝えたい時は、サワディーやコップンと言いながら軽く手を合わせると、現地の文化をリスペクトしていることが伝わり、とても喜ばれますよ。

すみませんと謝罪の表現

次に覚えておきたいのが、相手に呼びかける時や、謝る時に使う言葉です。

「コートート(ขอโทษ)」

このフレーズは非常に便利で、主に2つのシチュエーションで使えます。

  1. 謝罪として:足を踏んでしまった時や、ぶつかってしまった時の「ごめんなさい」。
  2. 呼びかけとして:レストランで店員さんを呼ぶ時や、人混みを通り抜けたい時の「すみません(Excuse me)」。

私もレストランで店員さんを呼ぶとき、最初は声を出せずにキョロキョロしてしまいましたが、勇気を出して「コートート・クラップ!(すみませーん!)」と言ってみたら、すぐに気づいてもらえました。

はい、いいえの簡単な返事

相手に何かを聞かれた時の返事もシンプルです。

「チャイ(ใช่)」

これは「はい(そうです)」という肯定の返事です。「あなたは日本人ですか?」と聞かれたら「チャイ・クラップ/カー(はい、そうです)」と答えます。

「マイ・チャイ(ไม่ใช่)」

否定したい場合は、前に「マイ(否定)」をつけて「マイ・チャイ」と言います。「いいえ(違います)」という意味ですね。

単なる相槌としての「はい」

会話の中で「うんうん」「はい」と相槌を打つ場合は、「チャイ」ではなく、先ほどの丁寧語だけを使います。

  • 男性:「クラップ、クラップ(はい、はい)」
  • 女性:「カー、カー(はい、はい)」

これだけで「話を聞いていますよ」という意思表示になります。

大丈夫?マイペンライの使い方

タイという国を象徴するような、とても深く、そして便利な言葉です。

「マイ・ペン・ライ(ไม่เป็นไร)」

直訳すると「何でもない」「問題ない」という意味ですが、文脈によって様々な意味に変化します。

「マイペンライ」が使われる3つの主なシーン

  • 感謝への返答:「コップン(ありがとう)」と言われた時の「どういたしまして」。
  • 謝罪への返答:「コートート(ごめんなさい)」と言われた時の「気にしないで」「大丈夫だよ」。
  • トラブルへの対処:失敗したり、嫌なことがあった時の「まあ、いいか」「なんとかなるさ」。

この「マイペンライ精神」が、タイの人々の大らかさや優しさの根底にあります。細かいことは気にしない、というスタンスですね。

トイレはどこ?と場所を尋ねる

旅行中に一番困るのが生理現象です。トイレが見つからない時の焦りは万国共通ですので、このフレーズだけは暗記しておきましょう。

「ホンナーム・ユー・ティーナイ?(ห้องน้ำอยู่ที่ไหน)」

分解すると以下のようになります。

  • ホンナーム(ห้องน้ำ): トイレ(直訳すると「水の部屋」)
  • ユー(อยู่): ~にある/いる
  • ティーナイ(ที่ไหน): どこ?

「○○はどこ?」の応用テクニック

この「ユー・ティーナイ?」という構文は、主語を入れ替えるだけで無限に応用が利きます。

  • 駅はどこ?:「BTS(またはMRT)・ユー・ティーナイ?」
  • ホテルはどこ?:「ローンレーム(ホテル)・ユー・ティーナイ?」
  • タクシー乗り場はどこ?:「ティー・ジョート・テクシー・ユー・ティーナイ?」

最悪、場所の名前(英語名でもOK)と「ユー・ティーナイ?」だけでも通じることが多いので、ぜひトライしてみてください。

シーン別タイ語日常会話一覧

基本的な挨拶をマスターしたら、次は具体的なシーンで役立つ会話フレーズです。美味しいタイ料理を楽しむレストランや、お土産探しの買い物など、旅行中に必ず出くわす場面で使ってみましょう。

レストランで注文するフレーズ

タイ旅行の醍醐味といえば、やっぱりタイ料理ですよね。指差し注文でもなんとかなりますが、一言添えるだけでスムーズになります。

注文の基本「コー~ノイ」

「コー・○○・ノイ(ขอ…หน่อย)」

これが「○○をください」という一番丁寧で使いやすい表現です。「ノイ」は「少し」という意味ですが、文末につけることで「~してくださいな」という柔らかいニュアンスになります。

  • メニューをください: コー・メニュー・ノイ
  • お水をください: コー・ナーム・ノイ
  • これ(メニューを指差して)をください: コー・アンニー・ノイ

食事が終わったら、店員さんに合図してこう言いましょう。

「チェックビン(เช็คบิล)」または「ゲップ・タン(เก็บตังค์)」

「チェックビン」は英語の「Check Bill」が訛ったもの、「ゲップタン」は「お金を回収する」という意味のタイ語です。どちらでも通じます。

味の好みを伝える重要フレーズ

タイ料理は、日本人にとっては想像を絶する辛さの場合があります。辛いのが苦手な方や、パクチーが食べられない方は、以下のフレーズを命綱として覚えておいてください。

日本語タイ語読み方
辛くしないでไม่เผ็ดマイ・ペット
少し辛くしてเผ็ดนิดหน่อยペット・ニットノイ
パクチーを入れないでไม่ใส่ผักชีマイ・サイ・パクチー

「マイペット」の注意点

タイ人の「辛くない」は、日本人にとっては「激辛」であることも多々あります(笑)。本当に辛いのがダメな場合は、「マイ・サイ・プリック(唐辛子を入れないで)」と伝えたほうが安全かもしれません。

買い物で役立つ数字の数え方

ナイトマーケットや屋台での買い物では、値段交渉が付き物です。最近は電卓を見せてくれることも多いですが、数字が聞き取れると交渉が楽しくなりますよ。

数字タイ語読み方備考
1หนึ่งヌン
2สองソーン
3สามサーム
4สี่シー
5ห้าハー
6หกホック
7เจ็ดジェット
8แปดペート
9เก้าガオ
10สิบシップ
11สิบเอ็ดシップ・エッ※「シップ・ヌン」とは言いません
20ยี่สิบイー・シップ※「ソーン・シップ」とは言いません
100ร้อยローイ
1,000พันパン

特に注意が必要なのは「11(シップ・エッ)」と「20(イー・シップ)」です。ここだけ特殊な読み方をするので、ここをマスターすれば後は組み合わせるだけです。

値段交渉や買い物での会話

欲しい商品を見つけたら、まずは値段を聞いてみましょう。

「アンニー・タオライ?(อันนี้เท่าไหร่)」

「これ、いくらですか?」という意味です。

提示された値段が高いなと感じたら、笑顔でこう言ってみてください。

「ペーン(แพง)」

「高いよ~!」というリアクションです。

そして、すかさず値引き交渉に入ります。

「ロット・ノイ・ダイマイ?(ลดหน่อยได้ไหม)」

「少し負けてくれませんか?」という意味のキラーフレーズです。これを言うと、お店の人が苦笑いしながら電卓を叩き直してくれることが多いです。

交渉はTPOをわきまえて

デパートやコンビニ、スーパーマーケットなどの「値札(バーコード)」がついているお店では、基本的に値引き交渉はできません。あくまで、ナイトマーケットや個人商店などで、店員さんとのコミュニケーションの一環として楽しんでくださいね。

よく使う質問 いつ、どこで

場所と時間を尋ねる基本的な疑問詞を知っておくと、情報の解像度が上がります。

「ティーナイ(ที่ไหน)」

「どこ?」という意味。先ほどの「ユー・ティーナイ(どこにありますか?)」の短縮版として使えます。

「ムアライ(เมื่อไหร่)」

「いつ?」という意味です。「パイ・ムアライ?(いつ行くの?)」や「マー・ムアライ?(いつ来たの?)」のように使います。

挨拶としての「パイ・ナイ?」

タイの街を歩いていると、知人やお店の人から「パイ・ナイ?(どこ行くの?)」と声をかけられることがよくあります。

これは詮索しているわけではなく、「やあ、元気?」くらいの軽い挨拶です。真面目に目的地を答えなくても、「パイ・ティアオ(遊びに行く)」や「パイ・トゥラ(用事がある)」、あるいは笑顔で会釈するだけでも十分ですよ。

体調が悪いときのフレーズ

慣れない暑さや食事で、旅行中に体調を崩してしまうこともあります。万が一のために、体調不良を訴える言葉は覚えておきましょう。

「マイ・サバーイ(ไม่สบาย)」

挨拶の「サバーイ(元気)」に否定の「マイ」をつけて、「体調が悪いです(元気じゃない)」という意味になります。

具体的な症状を伝える単語

  • 頭が痛い: プアット・フア(ปวดหัว)
  • お腹が痛い: プアット・トーン(ปวดท้อง)
  • 熱がある: ミー・カイ(มีไข้)
  • 下痢をしている: トーン・シア(ท้องเสีย)

無理は禁物です

タイの薬局(ラーン・カーイ・ヤー)は薬剤師さんが常駐しており、簡単な症状なら薬を出してくれますが、症状が重い時や不安な時は、無理をせずすぐに病院(ローンパヤーバーン)に行ってください。バンコクには日本語通訳がいる病院も多くあります。

渡航前には、万が一に備えて医療事情を確認しておくことを強くおすすめします。

タイ語の日常会話一覧で旅を楽しもう

ここまで、タイ旅行や生活で本当に役立つ基本的なタイ語の日常会話一覧を紹介してきましたが、いかがでしたか?

文字で見ると難しそうに見えるかもしれませんが、まずは「サワディー(こんにちは)」と「コップン(ありがとう)」の2つからで十分です。そして、勇気が出たら「アロイ(美味しい)」と言ってみてください。

完璧な発音や文法じゃなくても、一生懸命伝えようとする気持ちがあれば、タイの人々はきっと素敵な笑顔(微笑み)で応えてくれます。言葉が少しでも通じると、旅の景色はガラッと変わりますよ。

今回ご紹介した一覧が、あなたのタイ滞在をより安全で、より楽しいものにするきっかけになれば嬉しいです。ぜひ、恥ずかしがらずに現地で使ってみてくださいね!